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あなたが最高!-7

「ぼく、半年前に勤めていたカフェがつぶれて、
 以来職がなかなか見つからなくて、アルバイトなんです」

そうか。遠野幹夫くんは、ハローワークでナンパかあ。
おまけに仕事もかなり不安定そうだ。
これはさすがに、近寄らない方がいいんだろうな。

キュルルルルルルル

そんなことを思っていたら、
幹夫くんのお腹が、かなり大きな音をたてて鳴った。

「あの、よかったら、お食事いっしょにしません?」
「え、でも……」
「ファミレスでよかったら、おごりますよ」

ああ、わたしったら、何いってるんだろう。

でも幹夫くんはこの誘いを断ったりせず、
「じゃあ」といって笑顔で頭をかきながらついてくる。

たぶん日ごろから口の悪い龍一と付き合っているから、
こういう軽くてかわいいコが魅力的に見えちゃうんだろう。

まあ、自分が軽いのを、恋人のせいにするのも何だけど。

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