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あなたが最高!-3

夜たまらなくなって、このことを彼にメールした。

SEとして働く恋人の小田龍一は忙しく、すぐの返事は無理だ。
だがこの日は、意外に早く返事が来た。
それも2時間後に、メールではなく直接電話だ。

「お前はどうしてそんなに危なっかしいの。
 なんでそういう、マズい会社を見抜けなかったの」

龍一からの電話にでたとたん、連絡したのを後悔した。
彼は人一倍口うるさく、嫌味の得意な男なのだ。

「だって、倒産しそうな会社が新人募集するなんて、
 思いもしなかったもの……」

「晶子はモノを見る目がなさすぎなんだよ。新聞読んでる?
 あれだけマスコミで騒ぎになった、貿易業界入るのに。
 26歳にもなって無職なんて……すぐ次を探せよ!」

「いわれなくても、そうするよ!」

最後は、半分ケンカ腰で電話を切った。
もう、龍一のバカ。いつだって言いたい放題なんだから。

本当は……少しは慰めてもらいたかったのに。

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