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第4回 「ファンド」ってなに?


「?」から「!」へ 経済ニュースまるわかり塾
第4回 「ファンド」ってなに?
CMでよく目にする金融機関の「ファンド」ってありますよね? どうやら、マネー系の雑誌ではオススメらしいのですが、そもそもこの「ファンド」ってなんですか? それから、会社の買収のニュースが流れるときにも「ファンド」って言葉をよく聞く気がするのですが金融機関の「ファンド」と違いますよね……。一体、それぞれどういうものを指すのでしょう? おしえて! 石原先生。
どちらの「ファンド」も同じ意味。でも、違うのは……。
みんなで出し合ったお金で投資をする、それがファンド
金融機関で案内をしている「ファンド」も、会社の買収 のニュースで聞く「ファンド」も、「何人かの人たちから集めたお金(=基金)」という、同じ意味のものです。どちらも、そのお金は運用で殖やし、投資家に利益を還元するのが目標です。しかし、前者は大勢の人から集めるのに対し、後者はごく一部の投資家に対して私的に募集をするという点が違います。

広告でよく見る「ファンド」は基本的に誰でもウェルカム
前者は投信(正式には公募投資信託)とも呼ばれます。投資をしたことがない、と言う人でも、広告などを見たことはあるでしょう。一般的に、金融機関で募集している投信は、積極的に宣伝をするなど基本的には「誰でもウェルカム」の投資です。

会社の買収をするファンドは、特定の人から集めたお金
後者の買収ファンドは、50人未満の少数の投資家から集めるケースがほとんどです。集めたお金で、経営不振とかベンチャーなど価値(株価)が低い状態の会社の株式を買い集め、ファンドがその会社のオーナーになることが話題に上ります。経営に口を出し、将来その会社の価値が上がって株式を売るとそのファンドは利益を得、その利益は投資家に分配されます。
私たちへの影響は?
基金のお金を広く募集するか、私的に募集するかの違いは、運用のリスクの違いに直結します。投信は大勢の投資家からお金を集めるために、無難な運用に抑えられ、極端なハイリスクハイリターンではありません。一方、買収ファンドのような少数の投資家からお金を集める場合は、その特定の投資家からのみから理解を得られれば、冒険のような投資もできます。

私たちに身近な投信の方は、そのお金は窓口の金融機関から運用会社に託され、そこで他の投資家の資金と一緒に集められます。このお金で、株式を買ったり国債を買ったりして、運用されます。

投信は数千円程度から買えるため、「株式などで資産運用をしたい、でもまとまったお金がない」という人でも、投資が可能です。例えば自分が1万円で買った投信でも、他の投資家と一緒になると、数億円から数兆円規模の大きな金額になります。この資金で、何十社もの一流企業の株式を買うことができます。仮にこの1万円分が、100円ずつ100社の株式に投資されたとします。その中の1社がもし倒産しても、99社の株価がそれぞれ上昇していれば、あなたは損をせずにすむかもしれません。それが、基金のメリットです。少額では、100社もの株式は買い揃えられませんから。

とはいえ、株式市場全体が下がっている時には、運用対象の会社の株価全てが下落していることもあります。その時には、投資額を下回ってしまうことになります。
用語解説
買収
ある会社の株式を買い集めて、その会社のオーナーになること。買い集める株式が多ければ多いほど、その会社でのオーナーとしての権力が高まります。その会社が発行している全ての株式を買い集めると、100%出資のオーナーとなり、このオーナーが会社であれば、親会社と呼ばれます。もちろん、個人の資金で買い占めることもできます。
経済クイズ
それでは、今回の経済ニュースを復習してみましょう! おさらいのためのクイズを出題します。お答えいただき、正解した人の中から抽選で1名様にマイポのポイントを50ポイントプレゼントいたします!
Q ファンドの意味は?
(1)なにか発見したこと
(2)何人かの人たちから集めたお金
(3)愛着のあるもの
クイズにお答えいただく方は「クイズに回答する」をクリックしてお答えください。
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石原先生からのお知らせ
現在、日経新聞が運営する女性向け会員サイト「club Nikkey」でもコラムを連載中。「club Nikkey」は、もっと詳しく経済を知りたい人におすすめ。石原先生は、マネー活用術を教えてます!


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