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浮上1.5秒前-12

それから洋二とわたしには、かぐわしい時間が流れ、
最後にはそれぞれのベッドに入って寝た。

今日はまだ、洋二に2人目の子どもの相談はできなかった。

クリアするべき問題も多いし、わたし自身迷っている。

もしかしたら会社を辞めなければならなくなるし、
派遣やパートでの再就職だと……いきなり産休はとれない。

これ以上働く環境が悪くなったら、子ども2人育てるのは難しい。
だが洋二だけの収入だと、やはり子ども2人は育てられない。

わたしの隣には、美々が静かな寝息をたてている。
「キミは、弟か妹かが欲しい?」
眠る美々の髪をなでても、答えはでない。

やっぱり洋二と2人で考えなくちゃダメだな。
そう思った途端、おだやかな眠気がやってきた。

明日はまた仕事だ。土日は、楽ができる。
保育園がなくても、洋二が子どもを見ててくれるからだ。

店も閉店までいることができる。休日はお客さんも多い。
どこまでもがんばれるわたしは、たぶんとても幸せなのだ。

(おわり)

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