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浮上1.5秒前-1

「寿々ちゃん、起きて。もう7時だよ」
夫の洋二に掛け布団をぱふぱふ叩かれ、ようやく目が覚めた。

「ん、ありがと。ほら美々、起きて。パパが会社行くって」
同じ布団で寝ていた3歳になる娘の頬をつつくと、
美々は「パパ!」と叫んで起きて、玄関へ走っていった。

そうして洋二に飛びつき頬にキスすると、今度はわたしに抱っこ。
娘の寝起きのよさが、わたしにもあればと思う。

「今日はもしかすると、定時で上がれるかも」
「ん、わかった。いってらっしゃい」
玄関の扉が閉まると、わたしもうかうかしてはいられない。
「さあ、出勤出勤」

娘の美々をダイニングにある子供用の椅子に座らせ、
お皿にコーンフレークを盛ると、牛乳といっしょに渡す。

本当はコーンフレークには、わたしが牛乳をかけて渡したい。

でもそうすると娘は「自分でがいいーーっ!」と叫んで、
泣きわめいて決して朝食を食べようとしない。

朝ごはん抜きで登園すれば、今度は園で空腹で泣き出す。
先生にご迷惑だし、もちろん子どものためにもよくない。

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