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男女の本音 エンタメ全般

お上品舞台で絶叫に包まれる快感

趣味を尋ねたとき「オペラ」「バレエ」「ワイン」「歌舞伎」「落語」「古書店めぐり」などという答えが返ってくると、ちょっとウッとくるものです。
なんとなく
「今、その答えで、自分の値段を3割アップさせようとしましたね」
という疑惑が渦巻き、落ち着かなくなるのです。
本当にお好きな方にしてみたら、真実を言ってなにが悪い! とお思いでしょうが、オペラが趣味と言い切ることに一抹の恥ずかしさを感じる人のほうが、なんとなくキュートな気がします。

などと書いている私ですが、不特定多数の前だから恥を忍んで言っちゃいますと、実はオペラとバレエが好きです。
気取っていますでしょうか。でも、血の気の多い人ほどオペラやバレエにハマるのではないかと思うのです。

オペラやバレエの9割は退屈に彩られているといってよいでしょう。
オペラを見ていると「言いたいことがあるなら早く言えっ」とイラッときますし、バレエでも「男のタイツってやっぱりどーよ」という思いがしばし夢の世界の妨げとなります。

でもほんの1割。あまりの声の美しさに胸が震え、あまりの肉体美に涙し、その超絶技巧に「神さまっているんじゃないか」と確信するのです。
それはもう恍惚の世界。その一瞬のために、観客は高いお金を払うのです。
まぐろ1匹買っても、結局トロしか食べない。でもそのトロの一口があんまりおいしいから、まぐろ1匹大人買いしてしまうようなものでしょうか。

そして最後に最大のお楽しみ。観客は大相撲の土俵に座布団を投げ入れるがごとく「ブラボー!」の嵐を浴びせます。
今まで黙って座らされてた観客が爆発するみたいに会場が沸くのです。デキの悪い出演者にはけっこう下品に「ブー」が浴びせられます。叫ぶのはほとんどが紳士ですが(っていうか女性のキンキン声は響きが悪い)、その熱狂たるや、どんなイケイケドンドンコンサートにも負けません。そのギャップにしびれるのです。
「近ごろドキドキがないわ」とグダグダ気味のあなたにこそ行って欲しい……。こんな血沸き肉踊る世界があったのかと、世界がワントーン明るく見えることでしょう。

(霊屋たま/studio woofoo)


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