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星影のビート-6

待ちに待った金曜日。速攻で仕事を片付けいつものイタ飯屋へ。
店には、すでにメールで連絡を取り合った貴子がいた。

「デジカメの画像、コピーしてきたから」
「わあ、ありがとう!」
貴子からマイクロSDを受け取ると、さっそく自分の携帯で見る。

「ここで食べたお好み焼きおいしかったよね」
「わたし、ここの演奏聞いてて泣きそうになっちゃった」

テーブルの向かいから、ふたりとも椅子から立ち上がりそうな勢いで、
携帯の画像を食い入るように見入ってしまった。

「ありがとう。家に帰ったら、じっくり見てみる」
「うん、じゃあ急ごうか!」

薄焼きピザとサラダをサクサクッと胃袋に入れると、
わたしたちは馴染みのクラブへ向かう。

狭くて急な階段を下り扉を開けると、やさしい暗がりと大音量の音楽。
「あ、メール……今日はイチもここに来てるみたい」
「ホントに!? どの辺にいるのかな?」

ドキドキしてフロアをまわると、遠くにイチのシルエットが見えた。

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