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明日をさがして!-10

このクラスは、担任の自分が責任をもってきちんと監督する……。

先生のその意思は、教室中の生徒に伝わり、
わたしは前と同じとはいかなかったが、グループに再び受け入れられ、
少なくとも給食の時に、机を離されるようなことはなくなった。

そういえば昇治は、あの時の先生に少し面影が似ているようにも思う。

いやそれより、昇治の雰囲気や何かに取り組むときの様子の方が、
あの時の先生のたたずまいに、似ている気がする。

清潔感があって、きっぱりとしていて、解りやすい。

そうだ。手帳のつけ方は、昇治本人に聞いてみよう。
たぶんそれが、一番いい気がする。

わたしは年明け2回目のデートで、昇治がどんな風に手帳を使うか、
思い切ってたずねてみた。
「オレの手帳は、普通の人のとちょっと変わっているかも」

そういって取り出した彼の手帳は、A4を半分にした細長い形で、
スケジュールをつける部分が、蛇腹に折たたまっていた。

「畳んだままだと、1週間のスケジュールが書きやすいし、
 見るときは広げてみれば、1カ月以上先までわかる」

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