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guest61「ギャップのある女」



「いろいろとお世話になりました」
住宅展示場の本部で私は頭を下げながら、
「何かお世話になったっけ?」とつくづく思う。
それでも、この住宅展示場は当たりだったのは確かだ。

“東京へは通えるけれどできれば通いたくない”程度に地方のこの町では、
退職した夫婦がささやかな老後のためのマイホームを建てたり、
子供夫婦を説き伏せて2世帯住宅を建てたりと、
不況に弱い建築業界にとっての安全地帯だった。

ここで入社してからの2年間を過ごした。
他のエリアで苦労している同期を見ていると、
本当に私は恵まれていると思ったものだ。

モデルハウスの建て替えに伴って、
私は世田谷営業所へ転勤が決まった。
社内史上最年少課長という肩書とともに。

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