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永遠未満-6

その後は仲間同士、一人ずつ近況を報告しあったり、
最近の塾の様子を先生から聞いたりする。

先生が渡米のため、これで塾はいったん閉めるが、
あの離れのある家は友人に貸すので、そのまま残るらしい。
それを聞いて、とてもうれしくなった。

二次会はカラオケに流れ、みんな好き勝手に曲を入れ、
歌うわ、しゃべるわで大騒ぎだった。

先生夫妻は旅の準備のため帰られたのが残念だが、
そのかわり中野くんの隣の席になれたのは、ラッキー。
「中野くん、どこの会社に勤めてるの?」
「んー、外資系の金融会社。高橋さんは?」

「メーカー系列の旅行会社。仕事は単調なようだけど、
 経験と推理力がいるから飽きないかな。
 でも会社の人からは『早く嫁に行かないと』って脅かされるの」

「信じられない、今時すごいセクハラ!」
突然、中野くんの向こうの席にいた星川さんが、身を乗り出した。
きょとんとしてると、中野くんまで「かなりだよね」とうなづいた。

「ウチの会社は創業が古い分、体質も古いからねー」
そういってあらためて周囲を見回すと、あることに気がついた。

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