お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

50話 考える恋愛



まどかと奈緒は、ランチにアジアンレストランを選んだ。
この店の『鶏ひき肉のバジル炒め』が、まどかのお気に入り。
「司法修習生って、勉強で忙しいんじゃないの?」
まどかが尋ねると、奈緒は首をかしげた。
「多分ね−。でも、弁護士になったらもっと忙しいかも。
だったら、卵のうちに仲良くなっておいた方がいいじゃない」
なるほど、とまどかは感心した。

「濱口さんに、どんなメールを送ったらいいと思う?」と相談されて、
まどかは真剣に考えた。
「お勉強大変でしょうね。たまには息抜きにお食事でもいかがですか?
……っていうのはどう?」
奈緒は驚いた顔をして、まどかを見つめた。
「それいい!! すごい、まどか。いつの間にか、恋愛上手になってる」
「恋愛上手じゃないけど……でも最近、奈緒も私も変わったよね。
恋愛に関して、例えばメールひとつをとっても、色んなこと考えてる」
奈緒は頷いた。「桃子の影響だね」
「桃子、大丈夫かな?」
「本当に彼のこと好きだったみたいだからね……」
まどかと奈緒は、会社を休んでいる桃子のことを心配した。

お役立ち情報[PR]