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45話 失恋決定?



月曜日の朝、出社したまどかは、桃子の顔を見て驚いた。
目が真っ赤に腫れて、顔がむくんでいる。
おはようの挨拶に返事もしないで、桃子がつぶやいた。
「優一郎と、別れた」
「え……?」
まどかは、なんて言っていいのか分からずに黙っていた。
「恋愛マニュアルどおりには行かないものだね」
桃子は目に涙を浮かべながら、力なく笑った。

桃子は言った。
「昨夜、優一郎にずっと電話とメールで攻撃してた。でも音沙汰なし。
最後に『連絡くれないなら、別れる!』ってメッセージを残したの。
それでも、連絡なかった」
ヒステリックに電話をかけたりメールを送り続けるのは、
男性を怖がらせて遠ざけてしまうだけだからと、
桃子は嫌っていたはずなのに。
「女の影に怯えて、不安なまま付き合ってても、幸せじゃないもん」
今にも泣き出しそうな暗い顔のまま、桃子は仕事に取りかかった。
(桃子を元気付けたいけど、どうしたらいいんだろう?)
まどかは心配そうに、桃子の横顔を見ていた。

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