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40話 突然の告白



まどかと間宮は、会話とカクテルを楽しんだ。
右側に座っているのに、口説かれる気配はまるでない。
ちょっと残念だけど、口説かれなくても、間宮と一緒にいると楽しい。
テレビマンの森谷といた時の楽しさとは違う。
なんて言うか、間宮といる時間は充実している。

バーを出る頃には、すっかり酔っていた。
「大丈夫?」
ふらついたまどかの腕を、間宮がつかんだ。
人通りが途切れた路地で、二人の視線が絡み合う。
(キス……するつもり?)
と思うくらい、間宮は真剣で熱い目をしていた。

だけど間宮は目をそらし、小さく息を吐いた。
(なんだ、酔ってる私に呆れただけかぁ)
まどかは自意識過剰な自分を笑った。
「大丈夫ですよ。ちゃんと帰れます」背筋を伸ばして、酔ってないフリをする。
間宮は立ち止まったまま、再びまどかを見つめて言った。
「好きになっても、いいかな……?」
突然の告白に驚いたまどかは、間宮の瞳を見つめ返した。

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