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36話 恋のエネルギー



給湯室でお茶を入れながら、まどかは昨日の出来事を2分で説明した。
「で、今度の週末は、間宮さんと食事することになったの」
奈緒は感心したように言った。「やるねー、まどか。でも私も負けてないよ」
そして、嬉しそうに続けた。「週末、柿本さんの家で手料理を作るんだ」
「すごいね! 家で手料理なんて……ほとんど恋人どうしだね」
まどかに言われて、奈緒は照れた。「今度は、緊張してもたばこは吸わない」
「部屋に行くんだったら、ランジェリーは大事だよ」桃子が言った。
奈緒は素直に頷いた。「新しい下着買うの付き合って」
「奈緒って変わったよね」まどかが呟く。
「まどかだって、恋愛に積極的になったんじゃない?」
奈緒に言われて、(確かに……)とまどかは思った。

恋愛は、性格やライフスタイルまで変えていく。
間宮に会える……そう思うと、じっとしていられなくて、
体の中からエネルギーが湧いてくる感じがする。
仕事に戻ったまどかは、リズムよくキーボードを打ち始めた。
この湧き上がるエネルギーで、バリバリ働こう。
恋をしていると、それだけで何もかもが楽しい。
人を好きになれるって、幸せ。
まどかは微笑みながら、次々と資料を作り上げた。

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