お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

24話 浮気の現場!?



桃子は、通りを渡ろうと駆け出した。
「危ない!」まどかが、桃子の腕をつかんで引き止めた。
車が途切れるのを待っているうちに、優一郎と女の姿は見えなくなった。
桃子は立っているのもやっとという感じで、真っ青な顔をしている。
すぐに優一郎の携帯に電話をかけると、留守番電話になっていた。
「一緒にいたの、仕事関係の人かもよ」
まどかの慰めを聞いて、桃子は首を横に振った。
「腕にもたれかかってたんだよ?」

まどかと桃子が立ち止まっていることに気付いて、奈緒が大きな声をあげた。
「どうしたの?」
合コンで一緒だった男性たちも、少し先の路上でまどかたちを待っている。
桃子は「先に帰ってて。寄るところがあるから」と手を振り、
優一郎が消えた方向へと歩き出した。
まどかが後を追う。「ちょっと、桃子……どうするつもり?」
桃子は、立ち止まらずに低い声で答えた。
「マンションで待ってる」
「待ってるって……優一郎さんから、鍵もらってるの?」
「ううん。マンションの前で待ち伏せするの」
(それじゃ、ストーカーじゃない!?)という言葉を、まどかは飲み込んだ。

お役立ち情報[PR]