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7話 会ったその日にってアリ!?



「それで、桃子はあの後、ちゃんと辻さんに送ってもらったの?」
奈緒の質問に、桃子は答えにくそうに顔を赤くした。
「まさか……桃子!?」
「……その、まさか」
桃子はうつむいて、カップの中の氷をストローで突いた。
「会ったその日に? 嘘でしょ!?」
奈緒が大きな声を出したので、桃子が「シーッ」と指を立てた。
まどかは驚きのあまり声も出せずに、呆然と桃子を見ていた。

奈緒が冷たく言い放った。
「でも、それじゃ、軽い女だと思われるんじゃないの?」
「だって、相手はセレブだよ。お金持ちで、カッコ良くて、優しいんだよ。
グズグズしてたら、他の人に取られちゃう」
まどかは桃子をかばうように言った。
「私は、ちゃんと手順を踏みたいな。でも、桃子の考え方もアリだと思う」
奈緒は納得のいかない顔をしている。「ワンナイトスタンドって、悲しくない?」
その時、桃子の携帯が振動して、メールが来たことを知らせた。
『今度はいつ会える?』優一郎から、たった1行のメールが来た。
桃子は携帯を抱きしめ、泣きそうな顔をして微笑んだ。
「……ワンナイトじゃなかったみたい」

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