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6話 恋愛上手なアドバイス



月曜日の朝は慌しい。
まどかは、机に積み上げられた書類をひたすらパソコンに打ち込み、
昼休みが来るのを待ち遠しく思っていた。
時々、桃子や奈緒に目配せをする。『早くランチ行きたいね』
桃子も奈緒も深く頷き、またすぐにキーボードに向かい直す。
営業の人たちが1人、2人と、大きなカバンを手に会社を出て行く。
最後の1人が出て行くと、ちょうど時計が12時を指した。

イタリアンのお店で、ランチボックスを食べながら、
まどかは森谷から来たメールを、桃子と奈緒に見せた。
『昨日は楽しかったです(^_^) 今度は二人で食事に行きませんか? 森谷』
嬉しそうなまどかに、奈緒が言った。「今度っていつよ?」
「そうだよ。”今度”のままで喜んでちゃダメ。具体的な日にちを決めなきゃ!」
と桃子がアドバイスする。
2人にせかされて、まどかは森谷に携帯メールを打つことになった。
『今度の金曜日はいかがですか?』
それを見た桃子が叫んだ。
「もーっ! すぐの金曜日が暇な確率なんて低いでしょ。
もっと会えそうな日の候補を、2つか3つくらいあげて提案しなきゃ」
(桃子って恋愛上手?)携帯のボタンを押しながら、まどかは思った。

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