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case8 小林美夏 〜社会人3年目

美しく勇敢で、悲しいサガを背負っている。
ひとつの目標に突き進み、もちろん一人の女性を全力で守り、愛する。
……コレがわたしが中学生のころから胸に抱く、理想の男性像だ。

だけど最近気づいたのは、そんな男は、
ロールプレイングゲームの中にしかいないってこと。
そう、二次元と妄想の中にしか、わたし好みの男は存在しない。
そんなことない! って理想の男を追い求めるべきか?
そんなこと言って、孤独なまま年を取るのがオチだ。
幸せって妥協しないと手に入らないんだろうか。

ゲームをつくる人に小さい頃から憧れていて、
大学でもプログラミングの勉強を地味にがんばった。
卒業後、いきなり第一線で働かせてくれる会社に就職した。
希望通りの会社で、希望通りの仕事をしている。
入社して3年なんて、あっという間に過ぎてしまった。

やっと仕事にも、というか忙しさにも慣れてきた3年目。
ふとトイレで鏡を覗き込むと、肌もガサガサだし、
キューティクルってもんが髪から消えていた。
思わず深いため息をつく。
——はぁ。彼氏が欲しい……。


大学時代は人並みに彼氏がいて、人並みの理由で別れた。
でも人並みに傷ついたかは「?」。
わたしは全力で恋愛ができない。

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