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case6 前田みのり 〜社会人2年目

「そんな男とはもう別れなさい」
真顔で友人からこう忠告されたことはあるだろうか?
わたしはある。
しかも、何度も。
友人のみゆきによると、
わたしは男を見る目がないらしい。
わたしとみゆきとは、
幸せの感じ方が違うだけじゃないのかな?

高校のときから5年間付き合っていた彼とは、
去年の秋に別れた。
彼は高校を卒業して、
「役者志望」というフリーターになった。

大学生になって、
東京で独り暮らしを始めたわたしのアパートに
ころがりこんできてからは、
みゆきは「早く別れなさい」、
「もっとイイ男を紹介してやる」と
顔を見るたびに言った。
彼がわたしの親から送られてくる仕送りと、
わたしのバイト代を当てにしているのを見れば、
みゆきでなくても文句を言いたくなるに違いないけど。

それでも頼りにされるのが嬉しくて、
何よりも大好きな人と一緒にいれるのが嬉しくて、
貧乏な生活も楽しかった。

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