自分は相手のことが好きなのに別れ話をされた時、「別れたくない!」という気持ちが先行してつい感情的になってしまった経験はありませんか?
または、「別れ話が出た時点で終わり」と諦めてしまい、本当はまだ好きなのに十分な話し合いを設けないまま別れてしまうこともあるでしょう。
今回は、別れ話をされた時の対処法や、別れを回避する方法を紹介します。
相手が見せるサインにも触れるので、参考にしてみましょう。
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■別れたい時に見せるサインは?
もし恋人が別れたいと思っていた時、下記のようなサインを出している場合があります。
気づかず放置してしまうと、相手の意思が固まって交渉の余地がない別れ話になることも。できれば別れ話になる前に対処できるよう、サインを知っておきましょう。
◇(1)デートや連絡の頻度が減る
一緒にいても楽しくないと感じた場合、デートや連絡の頻度がガクッを下がることが多いです。
デートに誘ってもなかなか日程の調整がうまくいかなかったり、そもそも返事が来るまでのタイムラグが長くなったりすることも。
また、新しい場所にデートへ行こうという気持ちもなくなるので、相手側からの積極的な提案がなくなります。
◇(2)目が合わなくなる
せっかく一緒に会話していても、目が合うことが少なくなります。
スマホをいじりながらの「ながら会話」が多くなったり、いつもどこか考え込んでいるような素振りを見せたりすることがあるので注意しましょう。
あまりにも素っ気ない様子に、つい「何か怒っているのでは?」と感じてしまうこともありそうです。
◇(3)楽しそうな様子を見せなくなる
笑顔が少ない、自分から話題を振ってこないなど、楽しそうな様子がなくなったら本格的に危険なサインです。
場合によっては、すでにあなたと一緒にいることが苦痛になっているのかも。
自分だけが楽しんでいるような空回り感も出てしまうので、2人の関係性はどんどんギクシャクしてしまうでしょう。
■別れを回避する方法は? 成功例4つ
ここでは、実際に別れ話をされた場合を想定し、別れを回避する方法を紹介します。
いざ実際に別れ話をされると慌ててしまいますが、まずは冷静になって対応しましょう。
◇(1)自分の悪い部分を認めて謝罪して改善する
自分に非があって別れ話をされている場合、つい自己防衛したくなってしまいますが、グッと飲み込み、客観的に自身のこれまでの言動を振り返ってみてください。
本当に自分が悪いと思えるのであれば正直に認めて謝罪し、改善に向けた動きを取りましょう。
相手がまだ自分に情を持ってくれていれば、行動が変わったことでまた楽しくいられるようになるかもしれません。
ただし、相手の訴えを聞いている時に口を挟むのは絶対にNG。自分にとって大切な訂正・提案だったとしても、相手にとっては「ほら見たことか」とがっかりする要因になってしまいかねません。
◇(2)自分の気持ちを正直に話す
相手が正直に自分の気持ちを伝えてくれている以上、取り繕うのは避けましょう。無難に場を収めようとしている気持ちが透けてしまい、かえって不信感を与えてしまう場合があるからです。
普段の自分がどう思っているのか、どういう理由で今まで行動してきたのかなど、なるべく分かりやすい言葉にして伝えるのがおすすめ。
とはいえ、言い訳に聞こえるような弁明・弁解や、あまりにも相手への配慮に欠けている直球な言い方をするのはNG。相手への配慮をしたうえで、自分の気持ちを曲げない伝え方をするのが大切です。
◇(3)直接会って話す
LINEや電話で手軽にやりとりできるようになった今の時代だからこそ、別れ話もテキストメッセージだけで済ませてしまいがち。
相手はなるべく会わないで済ませたいと思っているかもしれませんが、本気で別れたくないのであれば直接話す場を設けましょう。
どうしても感情的になってしまいそうであれば、人目のあるカフェでも構いません。
文字や声だけでは難しい表情や雰囲気も伝わるので、相手の予定を聞きつつなるべく合わせて会える日を作ることが大切です。
◇(4)相手が求めていることを伝える
相手がどんなことを言ってほしくて別れ話をしているのか、本当はどんなことを自分に期待していたのか、少し俯瞰して分析してみましょう。
別れ話をする原因は、完結に言うと「理想と現実との間にギャップがあるから」であることが多いです。
相手がどんなことにギャップを感じているか分かれば、自分を改善するヒントが見つかるかもしれません。そのうえで相手が求めていることを伝えられれば、まずは別れずに済むでしょう。
その後は少しずつ自分の行動を変え、歩み寄っていくのがポイントです。
■別れたくないなら要注意! やってはいけないNG行動
別れ話をされるとつい慌ててしまい、やってはいけない行動をしてしまう人もいるので注意しましょう。
ここでは、別れる気持ちをより固められやすいNG行動を紹介します。
◇(1)感情的になり一方的に話しまくる
別れたくないのに別れ話をされて冷静でいられない気持ちが出てくるのは当然ですが、感情的になって一方的に話しまくるのは絶対にNG。
話を持ち掛けているのは別れ話をしている側であり、今の自分は話を聞く側であることを忘れないよう意識しましょう。
相手の不満を一旦全部吐き出させるためにも、相づちや簡単な質問を除き、基本的には聞くことに徹するのがおすすめです。
相手の話をさえぎって話したり、意図とは違う捉え方をして当てつけのように話したりするのはNGです。
◇(2)相手を責める
お互いに相手を責めてしまうと、別れ話の枠を超えてケンカに発展してしまいます。
当然、冷静に話すことが難しくなり、感情のままに別れてしまうことも。
まずは相手が気持ちを話してくれたことに対して感謝し、相手を責めないよう気を付けてください。
とはいえ自分の言いたいことを全て我慢する必要もないので、相手の話が終わったら、気持ちに配慮しつつ冷静に自分の考えを伝えてみましょう。
◇(3)プロポーズする
別れ話の途中でまさかのプロポーズをすることをドラマティックだと考える人もいますが、基本的には避けておいた方がよいでしょう。
「自分の話を聞いてくれていない」「どれだけ真剣に悩んでいたか分かってない」と受け取られてしまい、かえってバカにされたような気分になってしまう人も多いです。
本気でプロポーズするのであれば、別れ話から少し間を置き、自分がどれだけ真剣な気持ちで付き合っているか示すための場を設けるのが理想。
もちろん相手からの不満を改善する姿勢も示し、将来の展望も伝えましょう。
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□別れたくないならまだ道はある! 諦めず冷静な会話を意識して
別れ話が出るとつい慌ててしまい、「別れを回避したい」という気持ちが先行してしまうもの。
しかし、場合によってはその気持ちも一方的なものだと受け取られやすいので注意しましょう。
まずは相手の本音に耳を傾ける方向にシフトし、そのうえで自分の気持ちを伝えるのがおすすめです。
(渡辺瞳)
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