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年下社員に嫌われる人の特徴って? 社内のモチベーションを下げる3つの行動

新入社員が入社して、そろそろ2カ月……。うまくコミュニケーションがとれているのか、先輩としてどう思われているのか、気になっている人も多いのでは? もちろん新入社員に限らず、同じ会社の社員に嫌われるという事態は、誰だって避けたいですよね。そこで今回は、20~30代の社会人を対象にアンケート調査を実施。「後輩のモチベーションを下げる先輩とは?」というテーマで、質問を投げかけてみました。

\20~30代の401人に聞いた!/

「いっしょにいたらモチベーションが下がる先輩」って、どんな人?

「あれ、もしかして私のこと?」と思った人は要注意! 知らず知らずのうちに、さまざまなシチュエーションで、後輩をはじめ、周囲の人たちのモチベーションを下げているかもしれません……。では、社内で周囲の人に、「この人といっしょだと仕事がしやすい!」、「やる気が出る!」と思ってもらうには、一体どうしたらいいのでしょうか。

専門家が「嫌われる先輩」から脱する方法を伝授!

今回アドバイスをくれるのは、心理の専門家である山極 和佳先生。上位3位に入った「後輩のモチベーションを下げる行動」について、それぞれ、対策を教えていただきました。

PROFILE

山極 和佳(やまぎわ わか)/東京未来大学
モチベーション行動科学部 准教授

子どもの頃、人の心の「無意識」の領域に興味を持つ。後に、「学校や会社に行きたいのに行けない」、「お酒や薬物をやめなければと思うのにやめられない」などの悩みや心の問題にも無意識が関係していることを知り、解決のために臨床心理学を学ぶ道へ。現在の担当科目は、専門である臨床心理学のほか、カウンセリング論、心理アセスメント等が挙げられる。

>>モチベーション行動科学部って?

「褒めないで叱ってばかりいる先輩」になっている人は……

そのままだと「ただの嫌いな人」なるかも

ミスを具体的に指摘し、改善のためのアドバイスをプラス!

 

熱心に指導しているつもりなのに、後輩に「ずっと叱ってばかり」と思われてしまう原因は、「叱り方」にあるのかもしれません。新人や経験の浅い後輩は、右も左もわからない状態。「これでホントに良いと思ったの?」「間違っているよ」、「この前も言ったからわかるでしょ」といった曖昧な言葉では、何が間違っていたかも理解できず、結果として「叱られた」という印象やイヤな気分しか残らないということになりやすいのです。

先輩が後輩を「叱る」目的は、後輩が同じ失敗やミスを繰り返さず、成長するため。注意するときは、失敗やミスをできる限り具体的に指摘した上で、「この欠点を直せばもっとよくなる」、「次からはこうしてみて」と、改善のためのアドバイスも加えましょう。また、先輩から、「すごい」、「さすが」、「いつも頑張っているね」などの努力や能力を認める褒め言葉や、「ありがとう」、「助かったよ」などの感謝を表す言葉をかけられると、後輩のモチベーションが上がることがわかっています。これらの言葉も積極的に使っていくと、コミュニケーションが円滑になるはずです。

>>もっとコミュニケーションを上手に取りたいなら

「態度がいつもそっけない先輩」になっているときは……

「私、嫌われてる?」と周りに思われてるかも?

視線や表情、相づちなど、言葉以外のコミュニケーションも大切に!

 

「別にそんなつもりじゃなかったけど、忙しいときは、そっけない態度になっていたかも……」と、なんとなく心当たりのある人もいるはず。業務の多い職場では、効率性を追求するあまり、本来は言うべき言葉や動作を省略してしまいがち。それが積み重なると「いつもそっけない人」として、相手の印象に残ってしまう可能性があります。

実は心理学の研究では、人が相手に抱く印象を決める際には、言語より非言語(ノンバーバル)情報による影響の方が大きいとも言われています。非言語情報とは、主に、視線や表情、姿勢、相づちといったもの。「話をするときには相手の目を見る・相手に体を向ける」、「話を聞くときには、相手の話の内容に適した表情をする・適度に相づちを打つ」などの行動は、相手に「私はあなたと話をする意志がありますよ」というメッセージを伝えるものであり、コミュニケーションの基本と言われています。言葉遣いにおいても、たとえば「~しておいて」と「~しておいてね」など、普段は省略しがちな行動や言葉の大切さを見直すことで、そっけないイメージを払拭できるかもしれません。

>>モチベーションをあげられる人を目指すなら

「あれをやれ、これをやれと指示はするけど、自分は何もやらない先輩」になっているときは……

後輩もマネして何もやらなくなるかも?

後輩を動かすには、自分から率先して動くべし!

 

「自分の役割は指示すること。実際に動くのは後輩の仕事」と決め込んで、動かないリーダーになっていませんか? 後輩の見本は、先輩であるあなた。先輩としての見本を示してくれない、イマイチ尊敬できない相手に指図されても、素直に言うことを聞けないのは当然かもしれません。

「あの人がやっていないのだから自分もやらなくてもいいか」と人に合わせることを、心理学では「同調」または「同調行動」と呼びます。たとえば、「横断歩道で赤信号なのに、近くの人が渡り始めたらつられて渡り始めてしまった」という現象や、今回1位になった「仕事をやらないという先輩(の行動)に後輩 (のモチベーション)が同調してしまう」という現象のことです。グループのメンバーや後輩を動かしたければ、まず自分が率先して動く。これはリーダーや先輩としては必須の心がけと言えるでしょう。
今回のアンケート調査では、「いつもスマホをいじっている」、「役員が来たときだけ張り切る」、「服装が社会人らしくない」といったものも、モチベーションが下がる先輩の行動として挙がっていました。後輩は意外と先輩のことをよく見ているので、社内にいるときは常に気を抜かないようにしたいですね。

>>「私のこと?」と不安になった人はココをクリック

いかがでしたか? モチベーション行動科学を学ぶと、こんなふうに、職場でのコミュニケーションの問題も解決するヒントが得られるんですね!

“やる気”を軸に心理やコミュニケーションを学んで、印象UP!「モチベーション行動科学部」に入るとどうなるの?

モチベーション行動科学は、人を動かす原動力であるモチベーション(やる気)に対して、心理・コミュニケーション、経営、教育領域から科学的にアプローチしていく新しい学問領域。モチベーション行動科学部では、自分や他者をやる気にさせ、組織を活性化させる人材を幅広く育てることを目指しています。必要な科目を履修することで、ビジネスシーンでモチベーションをマネジメントする力を認定する 「公認モチベーション・マネージャー」Basic資格や、心の専門家になるための基礎資格「認定心理士」(※)などを取得することができます。
※認定心理士を取得するには、卒業後に公益社団法人日本心理学会の認定を受ける必要があります。

仕事や子育てしながらでも履修可能!?
通信制大学ってどうやって学ぶの?

モチベーション行動科学部には通信教育課程があります。通信制の場合、自宅で学ぶ「テキスト科目」と、主にキャンパスで学ぶ「スクーリング科目」という2種類の学習方法によって、自分のペースで単位を修得していきます。スクーリング(対面授業)を受けるためには、年に8日間ほど通学する必要がありますが、日程はライフスタイルに合わせて組めるから、仕事を持つ人や遠方に住む人でも安心。また、個々のニーズや経歴に応じて、最短4年で卒業できる「正科生」のほかに、最短2年で卒業できる「3年次編入」、最短半年で終了する「科目等履修生」を選ぶこともできます。

モチベーション行動科学部について、もっと詳しく知りたい!

「私はこんなスタイルで学んでいます」「知識を仕事に活かせた」
実際に通信制で学ぶ人たちの声

INFORMATION

心理学で未来が広がる!
モチベーション行動科学部がある大学、「東京未来大学」

東京未来大学は「こども心理学部」、「モチベーション行動科学部」の2学部を有し、専門知識や技術とともに豊かな人間性を育むことを教育理念として掲げています。教授・講師陣の約半分が心理の専門家で、幅広く心理学の領域を学べるのも特徴の一つ。
通信教育課程では、正科生(1年次入学・3年次編入学)や科目等履修生として、「今、本当に必要な知識」を身につけられる他、新しいビジネス系資格取得のための学習として活用できる、自分自身の可能性を広げることができる場所です。

※アンケート出典/マイナビウーマン調べ
(2016年4月~5月にWebアンケート、有効回答数:401件、対象:20代~30代の働く女性)

提供:東京未来大学

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