まるで美術館! “アートな列車旅”でプレミアムな休日を過ごせる新潟の魅力
(写真:現美新幹線車両内)
仕事でのトラブルや、代わり映えのない毎日。「あーあ」なんて言いながら、ふと、空を見上げると目前に広がるのは秋の始まりを感じる美しい秋の青空。
気持ちをリセットして何もかもから解き放たれたい!旅に出た〜い!
なんて思ったアナタ!! ぜひ、行っちゃいましょう。新幹線に乗れば、東京からわずか2時間で行ける美と食の宝庫”新潟”へ。
今回旅するのはこのメンバー
高山直子さん
モデル、女性の美をトータルコーディネイトする『Fraisier』代表。まつげエクステ専門店『Amelie』やアパレルブランド『la Balance』を立ち上げるなど美のトータルプロデューサーとして活躍。ブログやSNSで発信するライフスタイルに多くの女性が憧れる。
マイナビスタッフ:るー、なお
マイナビウーマン編集部でバリバリ働く!? 働き女子。忙しい都会の生活に少々お疲れ気味。癒されたい! と強く願う毎日を送っている。
女3人で日帰り旅レポ! 1日で大満足できると噂の旅スポットに行ってみた!
9:40『越後妻有里山現代美術館 【キナーレ】』到着!
8時頃に東京駅を出発し、越後湯沢駅に到着! 今回は観光タクシーを使って1日観光することにしました。
最初のスポットは大地の芸術祭の里の拠点でもあり、現代アートの展示のほか、オシャレなミュージアムショップやレストランも楽しめる『越後妻有里山現代美術館 【キナーレ】』!
手で触れられたり、体験できたりするユーモラスな作品も多く、アートが身近に感じます。「見てみて! コレ、すごいよ」と、ついついはしゃいでしまいます。
11:00 『鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館』到着!
廃校になった真田小学校が、なんとまるごとアートな空間に!
中に足を踏み入れると、たくさんのカラフルな作品たち。木造の校舎や外に置かれた展示物に「カワイイ〜ッ」と声が上がります。
とにかくカワイイ&とにかく楽しい! 観るというよりも”遊ぶ”という表現がぴったりの美術館に、テンションはさらに高まっていきます。
小学校という建物自体に入ったのも久しぶりだったせいか、3人で校内をダッシュして大はしゃぎ。何だろうこの懐かしい気持ち!!
12:15 まつだい『農舞台』 越後まつだい里山食堂でランチ
待ちに待ったお昼ご飯♪ 越後の農作物を満喫できるのが『まつだい「農舞台」』。
新潟といえば美味しいお米が有名。ピカピカの新米に心が躍ります。……が、お野菜だって負けちゃいないんです。都会では滅多にお目にかかれないような地場野菜に好奇心が沸き立ちます。
ヘルシーなおかずたちに、心も体も洗われた気分。新潟美人に近づけたかも!?
13:20 天井が動く!? 空を近くに感じられちゃう『光の館』でまったり
山の頂上に位置する『光の館』。館のふすまを開け放つと、美しい水田を中心とした妻有の豊かな自然が広がります。『光の館』というだけあって、色々なところに光の演出がされています。
驚きと感動を味わえるのが動く天井。屋根が開閉できる仕組みになっており、開くと時間によって様々な空の色を楽しめるのです。
しかも、この作品、お泊まりできるんです。夜はきっと満点の星空を眺められるのでしょう。
15:20 お待ちかね! 動く美術館と話題の『GENBI SHINKANSEN』に乗車
今回の旅のメインディッシュ! 2016年4月にデビューした”世界最速芸術鑑賞”できる『GENBI SHINKANSEN』に乗ります! 車体もカラフルで 「こんな新幹線見たこと無い!」と一同乗車前から大興奮でカメラのシャッターが止まりません。(笑)
ウキウキしながら乗車すると…!?
なんと、指定席は元グリーン車。
フカフカのシートも現代美術仕様で、足元の絨毯もオシャレ! 座席には足置きもあり、広々とした空間でリッチな気分を味わえます。
しかし、そこで終わりではありません。この新幹線の見どころは「自由席」が本番です。
発車するとバッと立ち上がりLet’s go! 車内探検へ!
自由席はロイヤルな雰囲気のオシャレソファが置かれていて、壁面には絵画や写真などのアート作品が飾られています。
目の前にはステキな作品、ちょっと横を見れば美しい緑の景色を見ることができます。
また、車両によってテーマが異なり、新潟の大自然の写真や、
(石川 直樹氏の作品)
鏡に外の景色などを映し出すステンレスのアート
(小牟田 悠介氏の作品)
カラフルな万華鏡のような作品(これは女子は絶対好き。可愛すぎました。)
(荒神 明香氏の作品) )
と、ワクワクさせてくれます。
「ねえねえ、この車両来て! すごいかわいいよ」「写真撮って!」とあっちこっちで記念撮影しながら足を進めていくと、辿り着いたのは…?
新潟県燕市で人気の「ツバメコーヒー」監修のコーヒーが飲めるカフェ! オリジナルのお菓子や飲み物が販売されていました。
(後ろの作品:古武家 賢太郎氏の作品 )
ここでは良質な豆を自家焙煎した香り高いコーヒーだけでなく、『romi-unie』のいがらしろみさんが監修した地元素材から作られたスイーツも販売されています。その場で楽しむのはもちろん、テイクアウトしたコーヒーとスイーツを自由席のソファで楽しみながら絵画鑑賞、なんてコトもできるんです。
ほかに、キッズスペースも完備されています。お座敷タイプになっていて、一面プラレール! 実はこれも遊べる芸術作品なのです!
(Paramodel氏の作品)
GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)が楽しめるツアーはこちらから!
16:15 新潟駅到着!
(新潟駅ぽんしゅ館ホームページより)
まず、めざすのは『ぽんしゅ館』。米どころ新潟は、酒どころでもあります。そんな新潟県の日本酒が取り揃えられていて、お土産なども買えるのがココ。
駅の観光名所として人気の『唎き酒番所』には、県内のすべての酒蔵の代表銘柄が揃っています。500円と引き換えにコインを5枚もらったら、コイン1枚でおちょこ1杯試飲可能。今まで日本酒に苦手意識を持っていた人も、プチプライスでお試しできるので、デビューしたくなること間違いナシ♪
お土産もたっぷり買い込んで、ちょっぴりほろ酔いになったら美味しい日本海の魚、厳しい自然に鍛えられた野菜、そしてお米。
美味しいものたちをいただだいて、大満足!
20:30 女子旅終了!
お腹もいっぱいになった後は帰京です。後ろ髪を引かれながらも新幹線に乗車。一眠りして目覚める頃には東京駅に。
あー、楽しかった♪ これでまた明日から頑張れそう♪
いかがでしたか?
日帰り旅行にぴったりの新潟。移動時間が楽しめるGENBI SHINKANSENはかなり貴重な体験でした。
旅行好きな人も、普段旅行に行かない人も楽しめる新潟に、日々のリフレッシュに訪れてみてはいかがでしょうか。
最後に今回訪れた場所のおさらいです!
今回行った場所のおさらい
土日・祝日に、越後湯沢と新潟の間を1日3往復運行。11号車は指定席、12〜16号車が自由席です。指定席・自由席は上越新幹線の運賃・特急料金と同額です。蜷川美香をはじめ、有名な現代芸術家がデザインした車両内は、まるで移動する美術館。
越後妻有里山現代美術館 【キナーレ】
鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館
越後まつだい里山食堂
光の館
「トランスペシエ」とは、JR東日本が運営する女子旅情報サイトです。美味しくて、楽しい、【大人の女子旅】情報が満載!
“今しかできない、とくべつな旅”になるスポットを紹介していて、面白い列車情報や、パワースポット、お酒や絶景、イベントなど女子が
行きたい!と思うものが中心に取り上げられているので、旅行プランを立てるときに便利です。