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「旦那」は「死ね」と一緒によく検索されてる!? 夫婦のWeb検索傾向が判明!

株式会社ファベルカンパニーが、人工知能(AI)を応用して検索ユーザーのニーズを導き出すツール「MIERUCA(ミエルカ)」を使い、11月22日の「いい夫婦の日」を前に「夫婦」関連キーワードを分析、その結果を発表しました。驚きの結果を詳しく見てみましょう。

調査方法

ミエルカの機能の一つ「サジェストキーワードネットワーク(以下、SKN)」を使って調査。SKNは、サジェストキーワードを使って、検索する意図などを自動で集約、可視化する機能。「Google検索した人の多さ」や「検索した意図」を自動で色分けして可視化します。

・対象キーワードは、【彼氏】【彼女】【妻】【夫】【旦那】
・円=対象キーワードと一緒に検索されたキーワード
・矢印の太さ=セットで検索される回数の多さ
・矢印の向き=検索バーに単語が入力された順番

【彼氏】【彼女】【妻】【夫】【旦那】検索ユーザーの心理

さあ、「夫婦」関連キーワードをGoogleで調べた検索ユーザーの心理とは?。

●【彼氏】【彼女】の検索ユーザー

【彼氏】【彼女】が起点の検索は、「プレゼント」や「誕生日」「可愛い」「大好き」など甘酸っぱいワードが多く見受けられました。「パートナーを喜ばせたい」心理が見られます。

「彼氏 誕生日 サプライズ」などと、一緒に検索したキーワードの順番が矢印の向き、セット検索数の多さが円の大きさや矢印の太さで表示されます。こちらでは検索ユーザーが「彼氏の誕生日にサプライズを考えている」ことがわかります。

●【妻】検索ユーザー

一番多かったのは、【彼氏】【彼女】と同じく「プレゼント」「誕生日」という検索傾向が見られます。ただその他にも夫婦生活の現実的なワードが出てきました。「妊娠」や「扶養」です。

大きなライフイベントである「妊娠」について検索されているのは特徴的ですね。夫が妻を「心配」する気持ちや、体形の変化に対して「太った」。また、「妊娠 報告タイミング」といった親族や会社などに報告するタイミングについて知りたい意図が把握できます。

「扶養」については、結婚し籍を入れると妻が夫の扶養に入るケースや、子育てを終えた妻が職場復帰し、扶養から外れるケースがあることからでしょう。「妻 扶養条件」「妻 扶養税金」など、扶養条件や保険料や税金について調べるニーズがわかりました。近頃話題になっている扶養控除廃止やその見直しなど制度改革が検索意図に繋がっているのでしょうか。「扶養 得」「扶養 メリット」など計画的な心理も読み取れました。

「妻 イライラ」「妻 家出」で検索している傾向も見られます。実際の検索結果では、「夫婦喧嘩で妻が家出したときの行き先、仲直りの方法」「今後家出されないための予防策」など対処法や予防策に関するサイトが出てきました。夫の悩んでいる様子がうかがえます。

●【夫】検索ユーザー

【夫】に関する検索では「小遣い」関連のキーワードが多い傾向が見られます。「夫 小遣い」のサジェストキーワード検索ボリュームを調べたところ、上位には「平均」や「相場」「内訳」などが並び、妻が「みんなはどうしているの?」と調べていることが推測できます。また、「夫 呼び名 あなた」「夫 呼び名 人前」など、「夫の呼び方に悩む」新妻をほうふつとさせるキーワードもありました。

●【旦那】検索ユーザー

【彼氏】【夫】と同じく「プレゼント」「誕生日」など旦那を思う妻の検索意図がありました。
一方で、「旦那 死ね」「旦那 ムカつく」で調べる傾向を発見。本気で考えているのか定かではありませんが、「旦那に死んでほしいぐらいの激しい感情」を抱く妻の一面がありました。「旦那 死ね」を実際に検索してみると「旦那に対するストレスのたまった妻」がQ&Aサイトやキュレーションサイトに不満や悩みをぶつけている様子が見られました。ここまで強烈なワードが出てくる【旦那】。女性って怖いですね……。

まとめ

「彼氏」と「旦那」を検索するユーザーの心理がここまでちがうことに驚いたのではないでしょうか。検索ユーザーの心理までわかる「ミエルカ」っておもしろいですね。あなたは「彼氏」「彼女」「妻」「夫」「旦那」といったワード、どんなワードと一緒に検索していますか?

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2016年11月16日に公開されたものです

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