産休だけじゃない! 妊婦のために作ってほしい「会社の制度」4つ
結婚して子どもがほしいとは思っても、会社の制度が整っておらず、待機児童問題なども考えて、簡単に産むことは難しいと思う女性も多いのではないでしょうか。そこで今回は、産休・育休以外に「妊婦のために作ってほしい会社の制度」について、女性の希望を調査してみました。
1.服装の自由化
・「服装は自由でもいいようにしてほしい。楽な服装が一番体によさそうだから」(22歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
・「妊婦さんは制服を着るのは大変なので私服可とかいいかなと思う」(33歳/不動産/専門職)
・「妊婦の人は服装自由でお昼寝の制度も設けてほしい」(24歳/その他/営業職)
妊娠すると着られる洋服も限られてくるので、できれば会社での服装は自由化してもらえると楽ですよね。特に制服の場合は、ウエストがきつくなってくることもあるので、マタニティ用を作るなど、考慮してほしいものです。
2.勤務形態の自由化
・「フレックス制のように、通勤時間をずらす制度。妊婦さんは満員電車に乗るのは難しいと思うから」(33歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「勤務形態をもっと自由にする」(33歳/学校・教育関連/技術職)
・「妊婦中のフレックス勤務。満員電車が重ならないように働きたいから」(28歳/建設・土木/事務系専門職)
妊娠する前と同じように通勤ラッシュに飲みこまれてしまうのは、妊婦さんにとっては危険ですよね。勤務形態を自由化してくれると、危険のない通勤時間帯に電車に乗ることもできるものです。
3.時短勤務
・「妊娠したらつわりの期間は時間短縮労働を認めてほしい。つわりのときは本当につらいので短時間だけ働きたいから」(29歳/ソフトウェア/技術職)
・「時短勤務。妊婦は満員電車に乗るのが大変なので始業時間を遅らせてほしい」(32歳/建設・土木/事務系専門職)
妊娠しているときに、つわりがひどくなると、仕事もまともにできないことがありますよね。どれほど気持ちが悪いのかは、つわりを経験した人にしかわからないもの。そんなとき、ママさんのように時短勤務制度を使えたら……と想像する女性たちもいました。
4.自宅勤務
・「妊娠期間中は自宅勤務。通勤がとてもつらいから」(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「自宅勤務OK」(26歳/建設・土木/事務系専門職)
・「妊婦の在宅勤務可能化」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
つわりがひどい日だけでもいいので、妊娠期間は自宅勤務に切りかえてくれると、とてもありがたいという声も。妊娠中はつわりだけでなく、異様なほど眠気に襲われてしまうこともあるので、いつでもすぐに横になれる自宅だと、体の不調を気にせず働けそうですよね。
<まとめ>
実際に妊娠してみないと、つわりの辛さや体調の悪さなどはわからないもの。お腹が大きくなるにつれ、お腹のハリだけでなく、腰痛などにも悩まされるようになるので、妊娠中に体調を崩す人も多いものです。妊婦を思いやる勤務制度があれば、女性がより働きやすい社会が実現されるかもしれませんね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年8月29日~2016年9月6日
調査人数:107人(22~34歳の女性)
※この記事は2016年09月21日に公開されたものです