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【良縁遠ざけ女子】“先まわり”はNO! 相手選びで「母親」の影がチラつくあなたへ

にらさわあきこ(文筆家、美容研究家)

「幸せな結婚につながるような恋愛がしたい!」と思っていても、なかなか「いい出会いがない」と嘆いている女性は少なくないはず。もしかしたら、自分では気がつかないうちに、出会いのキッカケを逃してしまっているのかも……。そこで、恋愛・婚活研究所主宰のにらさわあきこさんが、「良縁を遠ざけてしまうNG行動」を毎回ご紹介。解決のヒントをチェックして、素敵な異性を引き寄せる女性へと近づいて♪

●今回の良縁“遠ざけ行動”は?

「母親の眼鏡に合うような男性を選ぶようにしている」

幸せな恋をしたいみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。妙齢の女性ともなると、恋をはじめるときから結婚という単語がチラついてしまうもの。ですが、男性を見るときに、「母に認められる相手か」を気にしすぎるのは問題かもしれません。ということで、今回の良縁遠ざけ行動は、相手選びに母親の影がチラつく件についてです。

●親のせいにするのは自分の決断に自信がないから

男性と知り合って深い仲になりかけたときに「親に気に入られる相手かな」と考えるのは誰にでもあること。特に結婚を考える世代ならば、「親から祝福してもらいたい」と思うのは当然でしょう。だけど、それがエスカレートして、異性と会ったらまずは「親に気に入られるか」を考えてしまったり、仲よくなった男性を母親目線でチェックしだしたら、注意です。自分で選ぶべき道を「親任せにする」裏側には、「責任を負いたくない」という自信のなさが見て取れるからです。

●親は「あなたが幸せである」ことが幸せ

そもそもあなたはどうして親の目を気にしてしまうのでしょうか? 親に対する「思いやり」ですか? だとしたら、それは見立てちがいです。なぜかというと、親とは子どもが幸せであることを幸せとする生き物だから。なので、子ども側が勝手に「親はこうしてほしいはず」と判断をして本人の意に沿わない道を選ぼうとすることをよしとする親などいないのです。だからあなたが「親はこう思うはず」と先まわりして、いろんなことに挑戦するのを躊躇するのは、実はあなたの「行動しない」言い訳にしかすぎないのです。それを自覚してください。つまり、あなたは自分の判断に自信がないから「親の目」を理由にしているのです。

●自分判断なら原因を探れる

大人の女性というのは、自分の道を自分で決めて、結果を自分で受け止める人のこと。あなたがそれをしていないのは、結果を「自分以外の人」のせいにしたい気持ちがあるから。おそらくは、「失敗をしたくないから」でしょう。だけど、実はそんなにも恐れる必要なんてないのですね。なぜって、自分で道を選べば、「失敗」も失敗と感じないから! 自分で判断した結果の失敗は「原因が探りやすい」ので、すぐに改善することができ、結局はすぐに成功に近づくのですね。だから、「そういえば、失敗したっけ?」と失敗したことも忘れてしまうのです。

でも、判断を人任せにしていると、失敗しても「人のせいだ」で思考が停止してしまうので、成功からどんどん遠ざかり、「失敗ゾン」になってしまうのですよね。これは、本当にもったいないです。だから、失敗するのなら、「理由を探れたほう」が絶対に得! 理由がわかれば失敗は一度で済んでしまうから。

●まとめ:「母親の眼鏡に合うような男性を選ぼうとしてしまう」あなたへのアドバイス

ということで、「親のため」と思ってあなたが行動を選びたいと思うなら、一番の「親のため」とは、「あなたが幸せに生きること」だと知りましょう。それには、自分で判断をして、自分の希望に近づいていくこと。親を気にする思いやりは素敵ですが、本当に親のことを思うならば、あなたは幸せになるべきです。そのためにも、自分の道は自分で判断して選んでいきましょう。

(文:にらさわあきこ イラスト:カツヤマケイコ)

※この記事は2016年09月07日に公開されたものです

にらさわあきこ(文筆家、美容研究家) (文筆家・恋愛婚活研究所主宰・美容研究家)

文筆家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容などの分野で取材・執筆活動を行う。未婚男女の実情に迫った『未婚当然時代』(ポプラ新書)や婚活する女性たちを描いた『婚活難民』(光文社)、『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など著書多数。2019年からは美容活動「美活」を積極的に行い、簡単&ラクに綺麗になるための情報を発信中。
インスタ:akiko_nirasawa_beauty
ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!』

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