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【モテるのどっち!?】男性からモテる「話の聞き方」どっち?

おかざきなな

のでこ

恋にお悩みのそこのあなた! 自分の恋愛偏差値を知っていますか? 小手先のモテテクニックではなく、男性から末永く愛されるためには方法があるんです!  本連載では、あなたの「恋愛偏差値」をチェックしながら、“愛され女子”になるためのステップをご紹介♪ 恋愛おブスの卒業をお手伝いします。

あんなに盛り上がったのに……男性から「2度目の誘い」がなくてガッカリしたことがある人は多いのではないでしょうか? メイク? ファッション? かわいくないから? なぜ2度目がなかったのか。その理由、知りたいですよね。

もしかしたらあなたに「2度目」が訪れないのは、「話の聞き方」にあるのかもしれませんよ?

第5回目となる今回は、「男性からモテる話の聞き方」についておかざき先生が伝授します。

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モテる話の聞き方どっち?

 モテる話の聞き方どっち?

A: ニコニコだけど無口で聞く
B: 積極的に質問しながら聞く

正解は……「A」

元祖・愛され女子 おかざき先生の解説

●質問もオウム返しも共感も不要!? 男性が喜ぶ話の聞き方とは?

「上手な話の聞き方」をインターネットで検索すると、たいていこんなアドバイスが書いてあります。

「共感していることを伝えるために、積極的に相づちを打ちましょう」
「相手の言ったことを繰り返して返事をする“オウム返し”を使うと、“あなたの話を聞いているよ”というアピールになります」
「相手の言ったことを理解していることを示すために、質問したり要約したりしながら、いろいろ聞いてみましょう」

もちろんどれも間違っていませんが、実は、デートのときにはぜんぶ不向きなんです!

「でも、共感したり理解してあげていることが伝わらないと、彼に好かれないのでは?」と思ったあなた。前回の連載でも「多くの女性は、会話が盛り上がった=デートがうまくいった・彼に気に入ってもらえた」と思いちがいをしてしまうというお話をしましたが、今回も同じです。

では、ちょっと考えてみてください。

女性は一般に、「あのとき、……って言ってたよね」、「私が……って言ったら、そうだよって言ってくれたよね」など誰が何を言ったなどの「言葉」をとてもよく記憶しています。また会話に対して、「共感」してくれることを望んでいます。そして会話の相手に共感してほしいだけでなく、そのことをわかるように伝えてほしいと思っています。

「わかるわかる! それって……だよね」、「うんうん、私も同じことがあったの、実はね……」などですね。女子トークでこれをしなかったら、つまらないですし、むしろ嫌われてしまうかもしれません。

一方の男性は、どちらかというと言葉を覚えていないことのほうが多いです。それに男性は、共感も理解もそこまで必要としていません。読者の皆さんも思い当たるフシがあるのではないでしょうか。

このように、「相手が喜ぶ話の聞き方」は、男女でちがいます。まずはそのことを理解しておきましょう。

●会話の内容を覚えているのは女性、どんなふうに聞いてくれていたかを覚えているのが男性

では、どのようにちがうのでしょう? 結論から言いますと、男性は、「女性が質問した内容やリアクション(=言葉・理性の領域)」よりも、「女性がどんな姿勢で聞いていたか(=ビジュアル・本能の領域)」にフォーカスしています。

熱く語っている自分の話に横槍をいれず、黙って丸ごと受け止める。その様子は楽しそうでふんふんとうなづいている―。そんな、女性の「ビジュアル」が視界に入ると、男性の感情は盛り上がり、より気持ちよく、より気分よく話すことができます。それが結果として男性の自尊心を満たしていきます。

何度もお伝えしてきたように、「自尊心」を満たしてくれる女性に男性は好意を持ちます。だから正解は「A」なんですね。男性が一番喜ぶ話の聞き方は、「一生懸命に聞いているビジュアルや雰囲気が伝わる聞き方」であって、「話を理解して機転の利いた質問をしながら聞く聞き方」ではないということなのです。

このように、女性同士の場合とはまったくちがいますが、不安に思うことはありません。ニコニコしながら黙って聞いて、男性を好きなだけしゃべらせてあげましょう。それが、一番愛される聞き方だから大丈夫です。そして時々、以下に紹介する「すごい!」などのフレーズを織り交ぜれば、ますます愛され女子になること間違いなしです!

“愛され女子”になるための1歩

当たり前ですが、「黙って聞いていればいい」からといって、まったく何も話さないのは変に思われます。要は、男性がいかに気持ちよく、心地よく話せるかを意識することが大切。今回は、そんな「強いと思われたい!」「俺は実はすごいんだ!」という男性の自尊心を満たす言葉を5つご紹介します。

●男心をくすぐる5つのキラーワード

1.「すごい!」
2.「こんなの初めて!」
3.「頼りになる!」
4.「教えてください!」
5.「甘えちゃって、いいですか?」

これは私が提唱している女優メソッドの基本のひとつです。相手との関係性によって、語尾を少し変えてもOKです。男性の話の武勇伝などに「すご~い!」「頼りになるんですね!」「もっと教えてください!」などと合いの手を入れてあげる感じで使ってみてください。

●フジコ・エクスタシー・ブレス&声のトーン

キラーワードは、男性にとっては言われるだけでくすぐったく心地よいものですが、さらにインパクトを強めるのであれば、甘え声が効果的です。私はこの甘え声を、ルパン三世に登場する峰不二子の声のイメージから「フジコ・エクスタシー・ブレス」と名づけました。これも取り入れるといいですね。5つのキラーワードを、ため息をつくように言うメソッドです。これで視覚だけではなく、聴覚でも男性を心地よくしてあげることができます。

最後に……案外忘れがちな「声のトーン」にも気をつけて話しましょう。女性らしく、いつもより少し高いトーンをイメージして言うようにしてください。せっかくのキラーワードも、言い方が女性らしくなければ効果はありません。

さぁ、いままでどう会話していいのかわからなかったあなたも、これでデートは完璧! 気負わずにリラックスしてデートに行ってくださいね!

(文/おかざきなな イラスト/のでこ)

次回の「モテるのどっち!?」は、8/19(金)更新予定です。お楽しみに!
※毎週金曜更新

※この記事は2016年08月12日に公開されたものです

おかざきなな

芸能プロ社長として6万人のタレントをオーディションし、ゆずの北川悠仁さん、女優の市川由衣さん他100名以上のスターをデビューさせる。プライベートでは3回の結婚、3回の離婚、3人の出産子育てと女性としての様々なイベントを経験。現在は、タレントだけではなく、一般のOLや経営者、主婦などに、「真の女性らしさ」を伝える大人の色気スクールを開校している。また、フジTV、TBS、他TV番組などへの出演も多く、人気アイドルやタレントに「女らしいしぐさ」「モテる振る舞い」を指導するなどさまざまなメディアからも注目されている。

主な著書は、『7秒で魅了する魅力の法則(こう書房)』『たった1秒で愛される女優メソッド(講談社)』『艶っぽい女の心技体入門(DHC出版)』『ある日突然美しくなる3ステップ見た目レッスン(メディアファクトリー)』『愛され女美メソッド(スタンダードマガジン)』『男が選ぶおんな達 愛され女子研究(講談社)』他

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のでこ

大学卒業後、アパレル企業に就職。国内デザイナーズブランドの生産管理を担当。
2013年、「美大に通って絵を学びたい」との思いから会社を退職し、多摩美術大学グラフィックデザイン学科へ編入。現在はグラフィックデザイナーとして働くかたわら、イラストの個人制作を続けている。

★WEARにてファッションイラスト更新中!★
WEAR:http://wear.jp/nodeko/
Instagram:https://www.instagram.com/nodeko_neco/

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