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私の結婚適齢期はいつ? 結婚のタイミングを見極める3つのポイント

結婚は人生の一大イベントです。

生活ががらりと変わるだけでなく、結婚の時期によってはその後のライフプランも変わってくるだけに、「ベストなタイミングがいつなのか」はとても大きな問題です。

女性の結婚適齢期をクリスマスケーキの売れ行きに例えて「25歳までが消費期限」と揶揄する言葉があったのも、一昔前の話。「男性は仕事、女性は家庭」という昭和的な家族モデルが崩れ、多様な生き方・働き方が一般的となった現在では、「一人ひとりのライフスタイルが違うように、結婚適齢期も人それぞれ」というのが正解でしょう。

1. 結婚の時期によるメリット・デメリットを知る

一生という長いスパンで考えると、結婚をする時期によって「自分がいつ、どんな時期を迎えるか」はかなり変わってきます。例えば社会人1年目で結婚してすぐに子供ができたとすると、子供が成人してもまだ40代前半。20代のうちは子育てに追われることになりますが、気力・体力ともに充実している40代・50代には、自分や仕事のために使える時間が増えそうです。一方、30代半ばで結婚した場合、すでに社会的なステータスや経済的なゆとりがある分、余裕を持った暮らしができる可能性は高まります。結婚時期別の一般的なメリット・デメリットは、およそ次のようにまとめられます。

結婚時期:社会人1、2年目(20代前半)

<メリット>

・がらっと環境が変わる時期であり、新生活を始めやすい
・たいへんな時期に2人で支え合うことができる
・子供が生まれた場合、体力があるので子育てが比較的楽

<メリット>

・金銭面で余裕がない
・新しい環境に慣れるのに精一杯で、お互いを負担に感じる場合がある
・出産・育児などのために就業経験が短くなると、子供が成長後に社会復帰するのが難しくなる場合がある

結婚時期:社会人3~5年目前後(20代後半)

<メリット>

・仕事にも慣れ、金銭的にも余裕が出てくる ・子育て等でキャリアが中断しても復帰しやすい
・友人・知人のあいだでも結婚式が多い年代であり、結婚のきっかけをつかみやすい

<デメリット>

・仕事がおもしろくなってくる時期。独身時代のように、仕事だけにエネルギーを注げなくなる可能性がある

結婚時期:30代以降

<メリット>

・金銭的に余裕が持てる
・自分の長所や短所についてよくわかっている分、じっくりと相手を選ぶことができる
・仕事の実績があるため、産休や育休を取得しやすく、子育ての後の会社復帰率も高い

<デメリット>

・高齢になるほど妊娠しづらくなる(日本産科婦人科学科のホームページでは、30歳を過ぎると自然に妊娠する確率は減り、35歳を過ぎると顕著な低下をきたすと紹介されている)
・子育てでは体力面での負担が大きい

一般的には社会人3~5年目、25~27歳ぐらいが結婚適齢期といわれることが多いですが、人生で何を優先したいかは違って当然です。「若いうちに子供がほしい」「20代は仕事に集中したい」など、自分にとって最も優先したいことを、一度じっくり考えてみるのがおすすめです。

何が結婚の決め手に? 「この人で大丈夫?」を見分けるには

ライフプランについて考え、理想の結婚時期が決まっても、それ以上に重要なのが「どんな人と結婚するか」であることは言うまでもありません。

「今が結婚適齢期だと思うけど、この人でいいのか決められないでいる」「今の彼と結婚したいと思っているけど、本当にこの人でいいのか考えてしまう」と悩んでいる人も、多いのではないでしょうか。

結婚はタイミングが大切なものです。「特に理由はないけれど自然に」「付き合い始めるときから結婚を意識していてそのまま」という人もいますが、お互いに「いつかは結婚したい」と思っていても、いざ結婚に踏み切るにはきっかけが必要だったという人がほとんどです。既婚者に聞いた現在の相手を選んだきっかけによると、およそ次のようなことが決め手になることが多いようです。

・いっしょにいて疲れない、リラックスできる相手だから

・お金や仕事に対する価値観が似ているから

・趣味が合う、趣味への理解があるから

・真面目で誠実な人柄で、家庭を大事にしてくれる人だと思えたから

・尊敬できる人だから

しっかりした経済力があるから

 

結婚に踏み切った具体的なきっかけは?

一方、結婚に踏み切った具体的なきっかけとしては、次のようなものが多くなっています。

・周りの友人たちの結婚に刺激された

多くの人が理由に挙げるのがこれです。「同級生や年下の同僚が結婚したことで結婚を意識した」「披露宴で幸せいっぱいの新郎・新婦を見て結婚後のイメージが膨らんだ」などが、結婚の話し合いにつながるケースは多いです。

・親に急かされた

両親や親族からの刺激も、結婚を考えるきっかけになります。

・彼の転勤が決まった

大きな環境の変化は、今までの生活を見直すチャンスです。特に同棲からの結婚のきっかけとして、転勤を挙げる人も多く見られます。

・喧嘩をした

「理性的にこちらの話を聞こうと努めてくれた」「お互いにとって良い解決策を真剣に探してくれるのを見て、この人なら今後問題が起きても大丈夫だと思った」など、彼の真摯な態度に結婚を決意したというケースもあります。

男心を知ってプロポーズを引き出そう! 男性がプロポーズをしたきっかけは?

「結婚したいのに彼とタイミングが合わない」「なかなかプロポーズしてもらえない」というのも、結婚にまつわる大きな悩みの1つです。男性と女性では結婚観や気持ちにズレがあるので、女性が「同棲してもう何年にもなるのに、少しも結婚の話が出ない……」と焦っていても、男性は結婚に対して焦りや必要性を感じていなかったりします。

そんな男性が「結婚したい!」という思いに突き動かされてプロポーズに踏み切ってくれるのは、「何かことが起きたとき」であることがほとんどです。例えば次のような場合です。

・仕事で結果を出したとき、昇進したとき/目標額の貯金が貯まったとき

責任感の強い男性ほど、収入や仕事が不安定な中では、なかなか結婚に踏み切れないものです。経済的に家庭を支えていく自信がついたタイミングで、結婚を決意する男性は多いです。

・転勤が決まったとき/引越しが決まったとき(賃貸マンションの契約更新など)

住む場所という環境の大きな変化も、2人の関係を見直す決め手になります。遠くへの転勤は、「遠距離恋愛になるのならついて来てほしい!」という思いから、プロポーズに踏み切る男性が多いシチュエーションです。マンションの契約更新は、同棲中でもそうでなくても、将来を見越した住まいを考えるきっかけになります。

・周りの友人や兄弟が結婚したとき/兄弟に子供ができたとき

友人や弟・妹の結婚式に参加することで、「出遅れた!」という思いから、結婚に踏み切る男性もいます。兄弟や同級生に子供ができることも、「そろそろ俺もかな」と考えるきっかけになります。

・ライバルが登場したとき

多少刺激的な方法ですが、あなたのことが好きなほかの男性が登場すると、独占欲や焦りを掻き立てられるのが男性の性です。ただし、浮気を疑われては元も子もないので、自分から彼に話す際は伝え方に注意したいところです。

これも知っておきたい! 男性が「プロポーズを止めた」きっかけは?

逆に、結婚するつもりだった男性がプロポーズしたくなくなってしまうきっかけとしては、次のようなものがあります。

・プロポーズしようと準備していたところに、「いつちゃんとしてくれるの?」と言われてしまう
・何気ない一言から金銭感覚の違いに気付いてしまう
・彼女のプロポーズへの理想が高すぎる

価値観の違いはともかく、結婚を気にするあまり彼を追い詰めるような言動や、あまりに完璧を求めすぎてしまうのは逆効果になる可能性大! さりげなくプロポーズのきっかけを作る場合でも、やりすぎにはくれぐれもご注意を。

【まとめ】

適齢期の問題から相手選び、プロポーズのタイミングまで、結婚に至る道のりには数々の困難が待ち受けているように見えますが、その歩み方は個々のカップル次第です。ほかの人の歩調に合わせて進む必要もありません。 時にはプロポーズを引き出すためのちょっとした刺激も活用しながら、2人にとっていいペースを探してみてください。

※この記事は2016年07月28日に公開されたものです

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