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おりものシートはNG!? 医師が教える、デリケートゾーンの正しいケア方法Q&A

フォルサ

気温や湿度の高い季節になると気になるのが、体のニオイやかゆみ。特に夏に起こりやすいデリケートゾーンのニオイやかゆみは悩ましい問題ですよね。このほど、メディアにも多数登場している大人気ドクター・吉木伸子先生の著書『噂の女医がこっそり教える 女の不調が消える本』(主婦の友社)が、2016年6月1日に発売。今回は、女性が知っておきたい「デリケートゾーンの正しいケア方法」について同書から学んでいきましょう。

デリケートゾーンのケア方法Q&A

吉木先生の著書を参考に、デリケートゾーンの正しいケアの方法をQ&A形式であげてみました。自分自身のケア方法を振り返って、ぜひ参考にしてみて!

Q1. トイレに行くとき、気をつけておくことはある?

A. トイレへ行くたび毎回ウォシュレットの温水で陰部を洗ったり、トイレットペーパーでゴシゴシふきとったりするのはNG。おりものは皮膚を守っているものなので、とりすぎると、陰部にはかえって負担になります。

Q2. おりものシートは使ったほうが清潔なの?

A.おりものシートは、紙の繊維でかぶれることが多いので、常用することは避けましょう。蒸れにくい綿素材のショーツだけがベストです。

Q3. デリケートゾーンは石けんで洗っても大丈夫?

A. 外側部分だけをやさしく、1~2日に1回は洗いましょう。普通の石けんで刺激を感じる人は、デリケートゾーン専用の洗浄液を薄めてしっかりと泡立ててから使うといいでしょう。腟の中まで洗うのはNG。分泌物を洗い流してしまうと、かえって雑菌がつきやすくなります。

デリケートゾーンだからこそ、日々正しいケアを

不快の元凶のように思われている「おりもの」ですが、口の中を絶えず唾液が潤して清潔を保っているように、腟内を弱酸性に保って雑菌から守ってくれている分泌物です。ですから、神経質に温水で洗ったり、トイレットペーパーでゴシゴシこすったりすると、かえって陰部に負担をかけてしまうことに。また、陰部の皮膚は顔よりも薄くてデリケートな部分。スキンケアの基本、「こすらない」「強くさわらない」を意識して正しくケアすることが大切ですよ。

『噂の女医がこっそり教える 女の不調が消える本』

著者:よしき皮膚科クリニック銀座 吉木伸子
定価:1,200円(税別)
発行:主婦の友社

 

(取材協力:吉木伸子、文:フォルサ/岩崎弘美)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.14)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2016年06月30日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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