現実はいろいろあるとして、今の理想を……! 結婚後にやりたい理想の職業がある?
「今の仕事がまさに天職!」という人もいれば、「とりあえず就職したけど、できることならもっと好きな仕事に就きたい……」と日々悩んでいる人も多いと思います。仕事は経済的に自分を豊かにするだけではなく、生きがいにもつながるもの。充実させれば、人生はより楽しいものになるはずです。そこで今回は働く女性たちに、人生の転機と仕事に関するこんな質問をしてみました。
Q.現実はいろいろあるとして、結婚後にやりたい理想の職業はありますか?
「はい」……23%
「いいえ」……43%
「わからない」……34%
「いいえ」と答えた人が圧倒的に多いですね。では、それぞれの回答を選んだ理由を教えてもらいましょう。
<結婚後にやりたい職業がある!>
■今の仕事じゃ忙しすぎて……
・「定時に帰れる仕事」(28歳/商社・卸/技術職)
・「転勤のない、事務系職業。子どもが生まれると転勤や長時間の残業はできにくいから」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「在宅での仕事。家にこもって家事と育児とも両立していけそうだから」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
家庭を持つとなると、今まで以上にやらなければならない家のことが増えがちです。たとえパートナーと仕事を分担していても、負担は重くなるはず。家のことに重きを置ける働き方をしたくなりますね。
■こんな職業にあこがれる!!
・「ヨガなどの先生ができたら楽しいと思う」(31歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「オシャレな花屋。お金もうけを目的ではなく、趣味の一環で働きたい」(30歳/建設・土木/技術職)
・「自宅でネイルサロンを開業。家事や育児の合間にのんびりできそうだから」(33歳/医薬品・化粧品/営業職)
充実した人生を送るためには、自分が心から好きだと思える仕事に就くことがとても大切ですよね。 結婚を機に、さらに楽しい毎日を送るため、興味のある分野の仕事をはじめる、という選択も素晴らしいですね。
では次に「いいえ」を選んだ人たちのコメントを見てみましょう。
<結婚後にやりたい職業はない>
■専業主婦になりたい
・「結婚後に仕事をしたくない」(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「結婚後は残業も少ない事務職がいいかなと思っていたが、仕事自体はつまらないのでやりたいわけではない」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「できれば専業主婦になりたいから」(25歳/建設・土木/事務系専門職)
パートナーの収入によっては、今の時代でも専業主婦になれる人もいるでしょう。しかし、夫婦2人だけではなく、子どもが生まれても、家計に余裕があるような収入ともなると、なかなか厳しい現実も……。
■今の仕事が好き!!
・「現在の仕事を続けていきたい」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「今の会社でずっと働きたいです。ママさんたちがたくさんいるので、先輩ママさんたちの意見を身近でたくさん聞けるので」(29歳/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職)
・「今の職業が1番自分に合っているから」(26歳/自動車関連/技術職)
今の仕事こそ、まさに天職だと思えているのなら、それは続けるべきですよね。ただ、残念ながら、今の日本企業の中では、結婚後もそのまま続けることができる、という会社がまだまだ多くはないようです。
それでは最後に「わからない」と答えた人たちの意見を見てみましょう。
<わからない>
■結婚してからどうなるか……
・「そもそも今、本当にやりたいことは何か考えているから」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「結婚後どのような環境になるのかわからないから決めていない。その環境によってベストな選択をしたいと思っている」(28歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)
・「やってみたいことはあるが本当にしたいかはわからない」(28歳/医療・福祉/専門職)
未来は確かにどう変化するかわかりません。結婚は自分だけのことだけではなく、相手あってのものですし……。パートナーが主夫希望で、自分が主体となって働かなければならないことだってありえますよね。
まとめ
結婚後の仕事をどうするか、多くの女性はその選択を迫られます。パートナーの理解やどうしようもない事情で、自分の意志を曲げなければならない場合もあるかもしれません。でも結婚しても自分の人生であることに変わりはありません。できるだけ後悔のない選択をしたいものですね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年3月14日~3月23日
調査人数:168人(22歳~34歳の女性)
※この記事は2016年04月03日に公開されたものです