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家計簿をつけている女性は44.2%も! 続けるコツを教えて!

森川ほしの/OFFICE-SANGA

毎月の収入は限られているので、上手にやり繰りしないと給料日前に「ピンチ!」なんてことになりかねません。大切なお金の管理に役立つのが家計簿です。みなさんはつけていますか? つけた方が良いとわかっていても、なかなか続かないんですよね……。そこで今回は、家計簿のメリットや継続のコツについて働く女性たちに聞いてみました。

4割強の女性が家計簿をつけている!

Q,家計簿をつけていますか?

つけている……44.2%
つけていない……55.8%

まず「家計簿をつけているかどうか」を聞いてみたところ、「つけている」と回答した女性が全体の4割強という結果に。「つけていない」女性は6割弱でした。4割以上の女性が家計簿をつけているという事実は、これまで継続できたためしがない筆者にとっては衝撃です。

家計簿をつけるメリットや継続のコツ

家計簿と上手につき合っているという「師匠」たちに、そのメリットや継続のコツを教えてもらいましょう。

●家計簿をつける目的は?

・「毎月、どれくらいのお金が出入りしているかわかる」(29歳/電機)

・「細かい項目ではなく、自分が今月いくら使ったのかを自覚するためのもの」(33歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

・「メリットは節約しやすくなること。毎月つけていると、自分の出費傾向がわかる」(24歳/その他)

家計簿でお金の出入りを把握しているという女性が多数。すべての出費について節約しようと思うとキツイですが、自分の出費傾向がわかれば、「これに使いすぎているから気をつけよう」とポイントを絞って節約できそうですね。

●家計簿をつけるとこんなメリットも!

・「毎月貯金をがんばれる」(22歳/学校・教育関連)

・「気づくとなくなってしまうお金に、あらためて気づくことができる」(30歳/団体・公益法人・官公庁)

・「衝動買いの抑制にはなる」(33歳/医療・福祉/専門職)

長年家計簿をつけている筆者の友人も、「今月はこれだけ貯金できた! 来月も頑張るぞ!」という気持ちになると言っていました。なかなか貯金が増えないという人は、思い切って家計簿をはじめてみると良いかも。

●アプリ派&手書き派

・「スマホのアプリで家計簿をつけているため、場所を選ばず手軽に継続できます。グラフなどでも表示してくれるため、項目ごとにどのくらい使ったかが一目でわかります」(25歳/医療・福祉)

・「普通のノートに箇条書き」(26歳/医療・福祉/専門職)

・「ざっくり食費だけを、普段使いの手帳に書き込むだけ。頑張らない」(34歳/その他)

肌身離さず持ち歩く携帯・スマホのアプリなら、ちょっとした空き時間にもお金の管理ができますね。また、いわゆる「家計簿」ではなく、ノートや手帳に手書きするという女性も。自分に合うスタイルを見つけるのが継続のコツといえそうです。

●家計簿をつけるペースは?

・「週一ペースでつけると毎日しなくていい」(30歳/医療・福祉/専門職)

・「継続するため、一週間くらいレシートをためておいて、気が向いたときにつけるようにしている」(32歳/機械・精密機器/技術職)

・「あとまわしにせず、買いものをしたら、すぐつけるのが継続のコツ」(25歳/その他)

家計簿をつけるペースは人それぞれ。自分のペースさえつかめたら、そのうち習慣になって苦ではなくなるかも。使用するアプリや家計簿の種類も、入力・記入するペースに合ったものを選ぶと良いかもしれません。

●継続のコツは?

・「残高は書かない。合わないとイライラするため」(31歳/その他)

・「継続のコツは項目を詳細にわけないこと。無駄づかいか否かだけはわけるけど、それ以外はザックリとつける。『今月は飲み会が多いから、趣味に使うのを控えよう』とかがわかればいい」(31歳/金融・証券/事務系専門職)

・「自分にあった家計簿を使うと続けやすくなる。かわいいキャラクターものだったりシンプルなものだったり」(24歳/その他)

みなさん、家計簿を継続するためにいろいろ工夫しているようですね。月末に収支計算して残高が合わないと本当にイライラしますが、残高を「書かない」なんて解決法があったとは! 勉強になります。

まとめ

これまで幾度となく家計簿にチャレンジしては失敗し、そのたびに自分のダメさ加減を思い知り、落ち込んできた筆者。今回の「師匠」たちの言葉を胸に、再度チャレンジしてみたいと思います。筆者と同じく挫折を味わってきたみなさん、そして家計簿未体験の人も、これを機会にご一緒にいかがですか?

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2016年2月にWebアンケート。有効回答数407件(22~34歳の働く女性)

※画像はイメージです

※この記事は2016年03月24日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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