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「これからは共働きが当たり前」アラサー女子の本音とは

ファナティック

オフィス結婚後、男女ともに働くスタイルを取る夫婦が増えてきました。女性が残業をし、夜遅く帰宅する家庭も多いでしょう。これからは共働きが当たり前といえるのでしょうか? 共働きについて、女性のみなさんが思うところを聞いてみました。

共働きいいと思う!

・「いいと思う。何があっても、一人で生きていける力は必要」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

・「いいと思う。対等になれそう」(26歳/その他/秘書・アシスタント職)

・「いいと思う。私も仕事をしていたいほうだし、そういう風潮から環境整備が整ってくれると嬉しい」(23歳/その他/秘書・アシスタント職)

結婚後は仕事をやめ、扶養内でパートをする女性もいると思います。しかし、フルタイムで築き上げたキャリアを手放すのも惜しいですよね。あくまで一人と一人の結婚生活にするために、共働きは理想のありかたかもしれません。

男性も家事してほしい

・「共働き賛成! 家事と育児も平等に」(34歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「共働きはいいけど、家事も折半しないと女性の負担が大きくなりそう」(34歳/学校・教育関連/専門職)

・「共働きのほうが互いに家庭のイヤなところの息抜きができていいと思う。ただ、女性が家事をして当たり前みたいな考えがダメだと思う」(29歳/医療・福祉/事務系専門職)

ずっと家にこもっていると、精神的によくなさそうですよね。気晴らしに出かけるのもいいけれど、働けば稼ぎにもなります。また、女性だけに家事の負担がかからないよう調整できる権利のようなものが発生しそうです。

豊かさが失われた……

・「いいことのように言われがちだが、私は『貧しい』ということだと思う。『働きたい』よりも『働かざるをえない』女性のほうが圧倒的に多いことが理解されていない。子どもにとってもなるべく多く母親と一緒にいられる時間があったほうがいい」(25歳/食品・飲料/専門職)

・「必ずしも当たり前ではないと思う。家事や育児もとても重労働なので、働くことを強要する権利は他人にはないし、働かないからといって怠けているわけではない。各家庭で話し合った上で理想的なライフスタイルを目指していけるのであればそれでいいのでは」(30歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

・「貧しくなったなと」(23歳/小売店/事務系専門職)

かつていた専業主婦は、バブルの恩恵かもしれませんね。しかしそれでも、男女とも遅くまで働かなければならない状況に豊かさを感じるのは難しいかもしれません。子どもと一緒に過ごしてあげる時間も少なくなっているようです。

結局は女性が大変なんじゃ?

・「出産、育児をする場合に、それに伴うサポート体勢(同世帯以外)が足りないと思うので、女性の負担が増えていく一方」(28歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

・「自分自身も仕事を続けたい。でも家事+仕事をしている世の奥さんに旦那さんは敬意を払ってほしい」(26歳/医療・福祉/専門職)

・「女性の負担が増えるので、あまりいい印象はない」(33歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

共働き世帯が増えたとして、誰が主に家事をするかというと、収入が少ないほうになりがち。そして女性の収入は全体的に男性よりも低い傾向がありますから、必ずしも平等とはいえませんよね。結局女性が損をしてしまうのかも。

まとめ

共働き世帯が増えているものの、手放しで喜べる事態でもなさそうですね。とはいえ、男女ともに稼ぐことができれば暮らしは豊かになります。それに、女性のキャリアを守ることもできます。共働きの長所と短所を知っておきたいですね。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※マイナビウーマン調べ(2016年1月にWebアンケート。有効回答数133件。22歳~34歳の社会人女性)

※この記事は2016年03月07日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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