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女子に人気のホットカクテル。自宅で手軽に作れて体もポカポカあったまる!

橋村望+ガーラボ

寒い冬に人気のホットカクテル。ホットワインはもちろん、ホットビールやホットモヒートなど夏定番の飲み物ものまで、さまざまな種類のホットカクテルが登場しています。ホットカクテルにはスパイスやハーブが入ったものが多く、体もポカポカ温まり、冷えや風邪予防にもいいと言われています。また、身近にある材料でつくれるので、家飲み用にもぴったりです。

ワインとフルーツでつくるホットサングリア

ワインにフルーツや果実ジュースを入れてつくるサングリア。通常は冷やして飲みますが、温めて飲んでも楽しめます。「ホットサングリア」は、甘くてスパイシーな香りのクローブ、爽やかな香りのコリアンシードをプラスすることで、より深みのある味になるそう。冷蔵庫に残してしまったワインや果物があれば家でも気軽に作れます。さっそく、ホットサングリアのレシピを紹介します。

【ホットサングリア】※エスビー食品HP掲載レシピより

<材料(2人分)>
赤ワイン 400ml
オレンジ 1個
レモン 1/2個
りんご 1/2個
ハチミツ 大さじ1と1/2
S&Bクローブ(ホール) 3個
S&Bコリアンダーシード(ホール) 小さじ1

<作り方>
1 オレンジ、レモン、りんごはよく洗い、オレンジ、レモンは皮ごと5mm厚さに切り、りんごも皮付きのままイチョウ切り。
2 鍋に材料をすべて入れて、沸騰直前まで温める
3 いったん火を止め冷まして完成(※飲む時に再び温める)

フルーティなサングリアの特徴を引き出すため、フルーツ多めがポイント

フルーティなサングリアの特徴を引き出すため、フルーツ多めがポイント

「赤ワインとフルーツの爽やかな香りや適度なアルコール分を残すために、沸騰直前で火を止めてください。ただし、お酒の弱い方はしっかり煮沸させて、アルコールを飛ばしてもいいでしょう。また、全体的に味をなじませるため、一度冷ますこともポイントです。20分くらいおいて粗熱を取るだけでも仕上がりに違いがでます」(エスビー食品株式会社/コミュニケーション企画室・広報ユニット)

クローブは他のホットドリンクにも活用できます。例えば、ラム酒をお湯で割り、三温糖とクローブやシナモンで風味づけし、バターを加えると「ホット・バタード・ラム」というカクテルになります。日本でいう卵酒のように、海外では風邪気味のときによく飲まれるカクテルとして親しまれているそうです。

夏定番のモヒートは、温めても美味しい

ライムのすっきりした酸味とミントの爽やかな香りで、夏に大人気のモヒート。映画「007 ダイ・アナザー・デイ」や「マイアミバイス」などで知られ、世界的に広まっています。南国や夏のイメージの強いモヒートですが、ホットでも楽しめます。冷たいモヒートよりも、ラムの甘みやライムの香りがより引き立つとか。

【ホットモヒート】※サッポロビール株式会社HP掲載レシピより

<材料(1人分)>
ラム(バカルディ スペリオール) 45ml
お湯 135ml
シュガー 小さじ3(※家庭用の白砂糖またはナチュラルシロップがおすすめ)
ミント 適量
ライム 1/8

<作り方>
1 マグカップにミントの葉、カットライムを入れて、すりこぎ棒でつぶす
2 バカルディラム、シュガーを加えよく混ぜる
3 お湯を注いで完成

ミントは香りを引き立たせるため、入れる前に手の上で軽く叩くのがポイント

ミントは香りを引き立たせるため、入れる前に手の上で軽く叩くのがポイント

「すっきりとしてバランスのよい『バカルディ ラム』はホットカクテルにも最適です。甘みや香りの強いラムを使うと、温めたとき飲みづらさを感じることがあります。また、モヒートはリンゴとも好相性。リンゴのスライスを入れた『アップルホットモヒート』もアレンジメニューとしておすすめです」(サッポロビール株式会社/広報)

毎年1月に開催されるさっぽろ雪まつりのイベントで、昨年「はまなす」の花びらをいれた「はまなすホットモヒート」を提供

毎年1月に開催されるさっぽろ雪まつりのイベントで、昨年「はまなす」の花びらをいれた「はまなすホットモヒート」を提供

梅酒とチョコ!? キュートな甘さの梅ショコラ

寒い季節に重宝するホットココア。梅酒をプラスしてあたためると、ベリーチョコのような酸味のあるフルーティなココアに変身します。

【梅ショコラ】※白鶴酒造株式会社公式HP「温活community」掲載レシピより

<材料(1人分)>
梅酒原酒 30cc
ココア 120cc(市販のチルドタイプのココア)

<作り方>
1 冷たいココアに常温の梅酒を注ぐ
2 電子レンジ(500w)で約1分を目安にあたためる

紀州梅を100%使用した香り高い濃醇な味わいの梅酒の原酒を使用

紀州梅を100%使用した香り高い濃醇な味わいの梅酒の原酒を使用

梅酒に含まれるクエン酸とミルク(牛乳)が混ざると凝固しやすくなるので、なるべくミルク成分の少ないココアを選ぶのがコツだそう。

「甘くて飲みやすい梅酒は、他にもコーヒーやみかんジュースなどさまざま飲み物にプラスして楽しめます。例えば、はちみつとレモンをお湯で割って梅酒をプラスした『ホット梅酒レモン』などもおすすめです」(白鶴酒造株式会社/総務人事部・広報室)

甘いはちみつとレモンで疲労回復効果も期待できる

甘いはちみつとレモンで疲労回復効果も期待できる

終わりに

家でつくるホットドリンクは、自分なりに分量や材料をアレンジして作れるのが魅力です。見た目も華やかなのでホームパーティのおもてなしの飲み物にもぴったり。身体を芯から温めるホットドリンクで、寒い冬を乗りきりましょう!

(橋村望+ガールズ健康ラボ)

※この記事は2016年02月16日に公開されたものです

橋村望+ガーラボ

はしむら のぞみ

フリーライター。編集ライターユニット「ガーラボ」所属。デザイナーとして広告、雑誌、SPツール、Webデザインなど制作業務に携わりフリーに。2014年からWeb媒体を中心にライティング業もスタート。日本酒愛飲家。SSI認定利き酒師・焼酎利き酒師。美味しい酒肴に出会えると幸せです。Twitter/@KIKIZAKEJP

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