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【共働き夫婦の家計事情】生活費は折半するべき?

ファナティック

独身のときは一人で稼いだお金を一人が管理し、一人が使うという、単純な家計で済みますが、結婚となるとそうはいきません。特に共働きであれば、生活費をどう払っていくか問題になることもしばしば。共働き夫婦の場合の生活費について、社会人の女性に聞いてみました。

Q.共働きの場合、夫婦で生活費は折半にすべきだと思いますか?

「はい」41.2%
「いいえ」58.8%

半数以上の女性が、折半にするべきではないと回答しました。それぞれの理由を見てみましょう。

【「はい」と回答した女性の意見】

■夫婦は平等であるべき

・「共働きなら条件は対等だと思うから」(27歳/食品・飲料/専門職)

・「夫婦二人の稼ぎなので平等に割り振りすればもめないと思うから」(26歳/金融・証券/販売職・サービス系)

夫婦間の関係に、平等や対等を求める女性は、折半するべきだと考えるようです。養っている・養われているという感覚が嫌な人は、折半にした方がもめずに済むかも。「誰のおかげで生活できていると思っているんだ!」という言葉も聞かずに済みます。

■家事もお金も折半で

・「どの範囲までが生活費になるのか次第ですが、生活・仕事の状況が同程度なら折半にすべきだと思う。どちらかに何らかの負担が大きくなるようなら相談」(38歳/機械・精密機器/技術職)

・「ぴったり50:50にすべきとは決して思わないものの、大して年収に差がなかったり家事分担をするのであれば、生活費も折半すべきと思います」(36歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)

女性も生活費を負担するべきだけれど、家事も折半でという意見です。女性が仕事に出て家事もすべてこなすとなると、負担が大きくなります。どちらも外で働いて、家の仕事も二人で協力して行うのが理想ですね。

【「いいえ」と回答した女性の意見】

■収入額に応じて

・「手取り額がちがうし、家事の分担負担もちがうから」(31歳/建設・土木/事務系専門職)

・「女性が出産・育児することになって、それまでと同額を稼ぐのは難しくなるだろうから、基本的には男性一人の給料で生活出来るようにしておくべき」(30歳/不動産/事務系専門職)

収入に差がある場合は、収入が少ない方の負担が大きくなることになります。当然、自分が自由に使えるお金にも差が出てくるので、収入額に応じて負担額を決めるべきという意見です。また、女性は働けなくなる状況になる可能性もあるので、臨機応変な対応が必要になります。

■使う用途を分けたい

・「基本的に主人の稼ぎで生活はまかなって女性の分は貯蓄が安心」(37歳/ソフトウェア/技術職)

・「基本的に旦那さんの給料で生活はまかない、自分の給料は老後への貯蓄に回したい」(38歳/商社・卸/事務系専門職)

あくまでも家族を養うのは男の責任という意見です。女性の働きで得た収入は二人の老後のために貯金し、今現在の生活費は男性が払うべきという人も多い様子。使う用途がはっきりしているので、毎月の計算も楽になりそうですね。

<まとめ>

結婚するにあたって、話し合わなければならない生活費の負担割合ですが、どちらが何を負担するという考え方よりも、どういうお金の使い方をして二人の生活を成り立たせていくかという前向きな考えを持った方が結果としてうまくいくかもしれません。いつでも夫婦はお互いさまなのですから。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数228件(22歳~39歳の働く女性)

※この記事は2016年01月09日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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