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結婚したいと言われて「ちょっと考えさせて」と答えた女性の心理6選

藤井弘美

プロポーズがスムーズに成功する場合、女性が「Yes」と返事しておしまいです。でも、結婚を考えられない相手からのプロポーズなら女性の返事は当然「No」でしょうし、場合によっては「ちょっと考えさせてほしい」という返事も。この「ちょっと考えさせて」という返事、女性のどのような心理から出てくるものなのでしょうか? 実際にそう答えたことがある女性に話を聞いてみました。

待たされたお返しに

「交際期間が長く、お互いの年齢ももうとっくに適齢期を過ぎていたので、『いつプロポーズされるんだろう』とずっと不安で、散々焦らされた。プロポーズされて『ついに来た!』と本当にうれしかったけど、今まで待たされたお返しに今度はこっちが少し焦らしてやりたかった」(36歳/アパレル)

長い期間、結婚したい気持ちを胸に秘めてプロポーズを待ち続けた彼女。あふれる喜びを表面に出さないように取り繕って、彼に少し意地悪してしまう彼女の気持ちもわかります。

プロポーズ自体が意外

「付き合ってはいたけど、自由人として独身を満喫している彼が結婚を考えているとは夢にも思わなかったし、私も期待していなかった。『この人と結婚するのは嫌だ』というわけではなく、本当に結婚相手として見たことがなかったので、改めて『結婚相手』として彼を見るために、気持ちを整理する時間がほしかった」(28歳/建設)

彼女からすると唐突なプロポーズだったよう。付き合いの中で「結婚」を連想させる言葉があれば、心の準備ができたのかもしれません。

若いときにされたプロポーズ

「まだお互いに若くて、新卒1年目、社会がどのようなところかもわかっていないときにされたプロポーズには、『少し考えさせてほしい』と答えた。『結婚してほしい』と言われても全然現実味がわかなかった」(26歳/情報通信)

新卒1年目となると、仕事に慣れるのに必死な時期。彼女の場合、結婚を考えるにはあまり余裕がなかったようです。

付き合っていない相手から

「婚活中、付き合っていない相手から突然プロポーズされた。そのとき彼氏はいなかったけど、ほかにいい感じになっている男性がひとりいた。結婚はしたかったけど、本当にプロポーズしてきた彼でいいのかを改めて考えたかった」(30歳/商社)

結婚願望があるからといって、誰でもいいはずはありません。結婚相手として、プロポーズしてきた彼を見極める時間がほしかったんですね。

結婚後に残る不安

「『共働きを続けるのか』『彼の両親と同居するのか』など、彼氏との間でまだ折り合いのついていないことが多かった。そんな中でのプロポーズ。このまま結婚したとしてもまだ片づいていない問題があるから、結婚後の生活に不安が残る。でも彼と結婚したくないわけじゃない……。『考えさせて』としか答えられなかった」(32歳/福祉)

結婚には、恋愛感情とは別に、考えなければならない現実的な事柄がいくつもつきまといます。結婚は、ビジネスでいうなら「契約」です。契約前にお互い納得できる結論が出るまで話し合えれば、結婚後の不安も軽減されるはず。

ライフプランを見つめ直す

「ちょうどやりたい仕事に転職しようとしていた最中で、これから成功したいという夢があった。でも結婚するとなると、新居や結婚式、それに育児のことを考えておく必要がある。プロポーズをされたタイミングが微妙だったので、自分のライフプランをもう一度見つめ直したかった」(27歳/小売店)

結婚は人生の転機となる大きな出来事です。彼女の気持ちもとてもわかりますね。

「ちょっと考えさせて」という答えには、本当に考えたい場合のほか、結論は決まっているけどあえて待たせる場合があるよう。もしプロポーズされたら、納得して返事ができるように、しっかり考えておけるといいですね。

※画像は本文と関係ありません

(藤井弘美+プレスラボ)

※この記事は2015年11月25日に公開されたものです

藤井弘美

女子高生時代、放課後は援交に勤しむ友人や畑からブドウを盗んでくる友人に恵まれながら、自身は品行方正に育つ。大学卒業後、総合広告代理店に入社。営業で訪問した中小企業の社長に突然顔を舐められるなどの経験を経て、数年勤務ののち退社、独立してフリーに。USBケーブルで自殺を自演する彼氏などを通過してきた恋愛遍歴を持ち、恋愛相談に定評あり。助言のメールはよく勝手に保護されるが、たまに相談者から依存されて困る。

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