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緊張したときの癖に要注意! 相手に好印象を与える重要なポイント4つ

森川ほしの/OFFICE-SANGA

人間関係は何かと面倒くさいものですが、それでも社会の一員として生きている以上、避けては通れません。この人間関係を大きく左右するのが「第一印象」。初対面時に悪い印象を与えてしまったら、覆すのは大変です。そこで今回は働く女性たちに、「第一印象をアップさせるコツ」を聞いてみました。

まずは基本的なトコロから!

・「しっかり挨拶すること」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「なるべく笑顔を絶やさない」(33歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「明るい表情で、ハキハキとしゃべること。姿勢を良くすること」(24歳/食品・飲料/専門職)

挨拶って、本当に大切ですよね。まさに、「人間関係の基本」。子どものころ「きちんと挨拶をしなさい」とよく言われましたが、その意味が大人になってからよくわかりました。元気よく、明るく挨拶する。これさえ忘れなければ、少なくとも悪印象を与えてしまうことはないでしょう。

話し方のポイントは?

・「人の目を見て話す」(25歳/不動産/事務系専門職)
・「余計なことを言わない」(24歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「ゆっくり、はっきりと話す」(30歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

初対面の人と話すときは、誰だって緊張します。そのため、どうしても早口になってしまいがち。しかし、早口は「落ち着きがない」という印象を与えてしまいそうです。いつも以上に、ゆっくりと落ち着いた話し方を心がけると良いのかも。

見た目も大切!

・「身だしなみに気を使う」(28歳/学校・教育関連/専門職)
・「清潔感のある服装にする」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「清潔感ある服装、メイク、ネイルなし」(29歳/自動車関連/事務系専門職)

初対面の相手が着ているシャツがヨレヨレで薄汚れていたら……。「素敵な人だ!」「この人ともう一度会いたい!」とは思いませんよね。メイクやネイルも、やはり大人の女性にふさわしい、落ち着いた印象を心がけた方が良さそう。

明るい雰囲気を作るコツ

・「目元ぱっちりメイクをして口角を上げる」(28歳/生保・損保/事務系専門職)
・「口角をきゅっと上げて、明るい雰囲気を作る」(27歳/金融・証券/事務系専門職)
・「声を大きく、明るくしている」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

「清潔感のある服装、メイクを……」という意見がありましたが、だからといって地味すぎるのもどうやら逆効果。ナチュラルに見えつつ、「目元ぱっちり」で明るい印象を演出する。そんなメイク術が、第一印象アップにつながるようです。

続いて、第一印象をアップさせるための話し方のコツについて、話し方講師の栗原君枝先生にも話を聞いてみました。

「笑顔や大きな声を心がけることは大切ですね。それから、『ちょっとしたクセ』にも注意が必要です。たとえば頻繁に髪や顔を触ったり、手足が動いたり。こういった仕草は緊張すると出てしまいがちですが、落ち着きのない印象を与えてしまいます。一生懸命会話を盛り上げようとしても、こういった仕草のせいで相手が話の内容に集中できなくなる場合もあります」(栗原先生)

筆者は、緊張するとアゴを触るクセがあるようで……。友人から何度か指摘されたことがあります。まったく気づいていませんでしたが、相手にとっては気になる仕草だったのかも? 特に初対面の相手と話をするときには、気をつけたいと思います。

「会話の内容で言えば、使い慣れていない難しい言葉や専門用語は、できるだけ使わない方が良いですね。自分を良く見せようと背伸びをしても、好印象にはつながりません。それよりも、『相手にとって、わかりやすい話し方』を心がけた方が、第一印象はアップするはずです」(栗原先生)

先生のアドバイスをはじめ、いろいろな「第一印象をアップさせるコツ」が登場しました。誰でも、すぐに取り入れられそうなものがたくさんありましたね。これさえマスターしておけば、仕事やプライベートで役に立つはず。ちょっと工夫してみるだけで、人づき合いがもっと楽しくなるかもしれません。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数146件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年11月17日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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