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結婚したい人にはわからない? 「結婚はまだ早い」と考えている男女の言い分が判明!

藤井弘美

結婚には、心理的・現実的な部分でさまざまな準備が必要です。結婚したいと思っている相手がいても、準備が整わなくて「まだ早い」と判断するケースもあるはず。そこで、男女それぞれに「結婚にはまだ早い」と思う理由を聞いてみました。はたして男女間でちがいはあるのでしょうか?

<男性の回答>

■金銭面の心配

「収入が今のところまだ少ない。もう少し増えてからじゃないと子どもを作ることを考えたときに不安が残る。貯金もまだまだ不十分」(27歳/製造)

結婚には、挙式や引っ越しなどお金がかかるもの。また、共働きなら世帯収入は充実しますが、女性が産休・育休に入ると収入が減ることも。結婚前から金銭面に関する心配を少なくしておければ、それに越したことはありません。

■遊び足りない

「彼女には言えないけれど、正直なところ遊び足りない気がしている。結婚後に遊びたい虫が出てくるとまずいので、今納得ができるまで十分遊んで、それから身を落ち着かせる形で結婚したい」(26歳/飲料)

自分中心でよかった独身生活と、夫婦で作り上げていく結婚生活はまったく別のもの。結婚後に我慢を感じなくてすむようになるのであれば、独身中に存分に遊んでおくのは賢明な選択と言えるかも?

■昔の恋が忘れられない

「昔好きだった人が、3年経った今でも忘れられない。付き合っている彼女はいるけど、生涯愛せる自信がまだないので、結婚には踏み切れない」(29歳/情報通信)

「女性の恋は上書き保存、男性の恋は名前を付けて保存」という言いまわしがありますが、そんなに忘れられないとは……。付き合っている彼女が気の毒です。

<女性の回答>

■自由な時間がほしい

「まだ独身の自由な時間がほしい。仕事もちょうどやりがいが感じられる年齢になってきて、育休で戦線離脱もしたくない」(30歳/金融)

結婚を考えるとほぼ同時に湧き上がる子育ての問題。男性の育児参加も進んでいるとはいえ、まだまだ女性には不安があるのが現状?

■彼にもっと成長してほしい

「彼が精神面・収入面でまだ頼りないので、もう少し成長を待ちたい。もちろん私もまだ至らない部分はあるけど。彼の収入がもっと上がれば、彼も自分に自信を持つ余裕が出てきてようやく『夫』や『父親』になる覚悟を固めていけると思う」(26歳/保育)

若いころのがむしゃらな姿勢が、年齢を重ねてからの落ち着きや視野の広さを育むもの。ともに今が成長段階なら、「結婚はまだ早い」と考えるのも一理ありますね。

■毒を出し切っておく

「年上の男性は別にして、同年代くらいの男性との結婚はまだ考えられない。男性は若いときほど遊びたい盛りだから、精一杯遊んでおいてほしい。将来の妻の立場としては、今のうちに遊びまくってもらうことで結婚後に心配される毒を出しておく、という感じ」(24歳/サービス業)

「大人の女性」な雰囲気が漂う意見ですね。「結婚前に男性を遊ばせておく」という考え方はなかなか真似できるものではありません。

今回話を聞いた男女計6人の意見を総合すると、結婚を検討する際に男女共通して考慮しているものは、「育児」・「収入」・「男性の落ち着き」など。一方、男女間のちがいとして、男性が「貯金をもっとしなきゃ」「遊んでおかなきゃ」と“自分の責任中心”に考えているのに対し、女性は「彼に成長してほしい」「遊ばせておかなきゃ」と“相手の成長中心”に考えている部分もあるのかも。責任を全うする努力と、それをサポートする努力……結婚するということは、そんな2人の努力が結実した瞬間なのかもしれませんね。

※画像は本文と関係ありません

(藤井弘美+プレスラボ)

※この記事は2015年11月16日に公開されたものです

藤井弘美

女子高生時代、放課後は援交に勤しむ友人や畑からブドウを盗んでくる友人に恵まれながら、自身は品行方正に育つ。大学卒業後、総合広告代理店に入社。営業で訪問した中小企業の社長に突然顔を舐められるなどの経験を経て、数年勤務ののち退社、独立してフリーに。USBケーブルで自殺を自演する彼氏などを通過してきた恋愛遍歴を持ち、恋愛相談に定評あり。助言のメールはよく勝手に保護されるが、たまに相談者から依存されて困る。

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