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コレステロールゼロで低カロリー。お米が原料の「ライスミルク」

畑菜穂子

ヘルシーさや使い勝手のよさが魅力の「ライスミルク」。海外で人気が出たことをきっかけに話題となり、『日経トレンディ』2014年12月号「2015年ヒット予想ランキング」の第4位に取り上げられました。アレルギーの心配もないことから、牛乳や豆乳に替わる第3のドリンクとして注目されています。国内で続々発売されている国産米を使用した商品を調べてみました。

食欲のない朝やつかれた体のエネルギーチャージに

10月5日からJAグループで発売され、11月から一般発売を開始する「全農 国産米使用 お米のミルク」。「全農 国産米使用 お米のミルク」。米麹や塩麹などを製造してきたJA全農が持つ、麹製品作りのノウハウを使って開発されました。

「砂糖を使っていないので、お米の持つ甘みだけを味わうことができます。玄米に含まれるビタミンやお米由来の成分も配合しました」(JA全農/広報)

開発の背景にあるのは、年々下がってきているお米の消費量。企業とのタイアップによる、ごはんの「新しい食べ方」や食材開発など、お米を食べてもらうためのさまざまな取り組みを行ってきたそう。今後は、HP上で果物や野菜と合わせた「ライスミルクスムージー」やポタージュなどのレシピを紹介する予定とのこと。

「全農 国産米使用 お米のミルク」(JA全農)125ml希望小売価格158円(税別)

「全農 国産米使用 お米のミルク」(JA全農)125ml希望小売価格158円(税別)

健康食品やサプリなどを扱う同社から販売されているライスミルクは、女性をターゲットにしたものだそう。ポイントは、独自の酵素「ベジターゼ」が配合されていること。

「弊社で約40年研究が続けられているハトムギをベースにしています。美容にいいとされるリンゴやキウイなどの45種類の野菜や果物を加えたものに、麹を入れて発酵しています。植物由来のエキスもたっぷりと含まれているため、野菜不足の方にもおすすめです」(ファイン/研究開発部長)

パウダー状のため、「持ち運びがしやすい」と好評のようです。100mlの水に添付のスプーン1杯分を混ぜればいいそう。おすすめは、紅茶やゆず茶などの飲み物との組み合わせ。HPには、「ライスミルク×酵素」を使ったパンケーキやカルボナーラなどのレシピも掲載されています。

「ライスミルク×酵素」(ファイン)150gオープン価格(参考価格1680円・税別)

「ライスミルク×酵素」(ファイン)150gオープン価格(参考価格1680円・税別)

フルーツ味や乳酸菌配合、酵素入りなどバラエティ豊富

ライスミルクが注目されるよりも前の2013年から発売されているのがこちら。同社がある山梨県北杜市の「梨北米」を使った商品を作りたいという思いから開発されたのだそうです。当時は「ライスオーラ」という商品名だったものの、2015年2月に「ライスミルク にほんの米乳」に名前を変更。乳酸菌を発酵させた甘酸っぱい風味のものや、みかん、ココア味など全7種類がラインナップに加わりました。

「1番人気はプレーンです。原料は『米』と『水』のみ。水も南アルプスの天然水の伏流水を使用しています。ブドウ糖の吸収を早くするために酵素を加えているため、エネルギー補給には最適です。アスリートの方も愛用されているんですよ」(白州屋まめ吉/榑林社長)

「ライスミルク にほんの米乳シリーズ」(白州屋まめ吉)150ml165円(税別)~(商品によって異なる)

「ライスミルク にほんの米乳シリーズ」(白州屋まめ吉)150ml165円(税別)~(商品によって異なる)

そのまま飲むもよし、料理に入れるのもよしとオールマイティに使えるライスミルク。飲み比べてお気に入りを見つけるのもよさそうです。

(畑菜穂子/ガールズ健康ラボ)

※この記事は2015年11月11日に公開されたものです

畑菜穂子

フリーライター。ガールズ健康ラボ所属。テレビ情報誌のアシスタント、編集プロダクション勤務を経てフリーに。研究テーマは80年代の子ども番組「パックンたまご!」とおかっぱ男子。一児の母で子どもの健康やスキンケアにも興味があります。Twitter/@haricona

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