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人を信用できなくなった みんなのいじめエピソード

ファナティック

いじめについて

いじめが原因で、子どもが自殺してしまうニュースが後を絶ちません。どうして防げなかったのか、なぜ大人たちは気づかなかったのか、など、いろいろな問題がありますよね。今回は「身近に起きたいじめ」について、女性の皆さんに語ってもらいました。

他人を信用できなくなった

・「よくある、シカトや仲間外れにされたことがあり、他人を信用できなくなった」(27歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

・「小学生の頃、仲の良かった子たちに、ある日突然無視されるようになった」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「子どもの頃はいじめられる側だった。それが影響してあんまり人を信じられない」(30歳/医療・福祉/専門職)

子どもの頃に、突然無視されたり仲間外れにされて、クラスで孤立してしまった経験を持っている人も多いようです。仲が良かった友達から無視や仲間外れなどをされると、トラウマとなって人を信用できなくなってしまうのも当然ですよね。

ターゲットが順番に代わっていく

・「女子だけの部活だったので、ターゲットが順番に変わっていっていた」(27歳/金融・証券/事務系専門職)

・「次々とターゲットが変わり、最終的にはボスがいじめられる」(29歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

・「仲良しグループのなかで、1人ずつ順番にいじめのターゲットがかわっていってた」(22歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

女子グループに起こりやすいのが「グループ内の1人ずつを順番にいじめる」といういじめ方です。今となってはなぜ1人ずつ順番にいじめられないといけなかったのか、理由がよくわかりませんよね。いじめられたりいじめたりを繰り返すなんて陰湿なやり方です。

見て見ぬふりをしてしまった

・「いじめが起きていたとき、傍観してしまった」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「廊下で蹴られてる子を見たのに何も言えなかった」(30歳/生保・損保/営業職)

・「見てみぬ振りをしていた。声をかける勇気が欲しかった」(30歳/医療・福祉/専門職)

いじめが目の前で行われているのに、傍観者になってしまったことを後悔している人もいました。いじめられている子をかばうと今度は自分がいじめられてしまうので、子どもなりの防衛本能が働いたのでしょうが、あの頃に「声をかける勇気が欲しかった」と思ってしまいます。

大人になっても傷は消えない

・「おつぼねにいじめられていて、つらくて仕事をやめようと思った。人をいじめることはそれほど人の人生を左右させるので良くないことだと思う」(27歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)

・「昔、いじめられてから、自分は、絶対に同じことはしまいと思って、いじめに加わらなかった」(32歳/学校・教育関連/技術職)

・「小さいときいじめを受けた人がいるが、その傷は大人になってからも消えないと言っていた」(32歳/建設・土木/事務系専門職)

ほかには「おつぼねにいじめられて仕事を辞めようと思った」という人や「自分がいじめられたからいじめには加わらなかった」という人もいました。いじめられた人が心に負った傷はとても深く、大人になったからと言って簡単に消えるものではないんですよね。

「身近で起きたいじめ」について話を聞いてみたら、いじめが原因で人を信じられなくなったり、ターゲットが順番に代わっていくいじめ、見て見ぬふりをしてしまったなど、たくさんの経験談が寄せられました。その後の人生が左右されてしまうほど大きな影響を受けるいじめ、どうやったらなくなるとあなたは思いますか?

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数158件(22~34歳の働く女性)

※この記事は2015年10月25日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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