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【お悩みガールズ白書】ジェーン・スー、「結婚相手と食の好みが合うかどうかは、重要です!」

ジェーン・スー

TBSラジオにて放送中のラジオ番組『ジェーン・スー 相談は踊る』。未婚のプロであるジェーン・スーが、恋バナから人生相談まで、さまざまなお悩みをスパッと解消!

作詞家、コラムニストのジェーン・スーがパーソナリティを務める週末お悩み解消系ラジオ「相談は踊る」(TBS系ラジオ)。放送内容をまとめ再編集した、書籍版『ジェーン・スー 相談は踊る』も好評発売中! 番組では、マイナビウーマンとのコラボ企画「お悩みガールズ白書」を実施中。今回は、TBSアナウンサー・柴田秀一さんがゲストの回をご紹介。男女の付き合いにおいて、衝突することも多い今回のお悩みは?

◆今回のお悩み

「彼と食事の好みが壊滅的に合いません。結婚するとなると心配です」(29歳/東京都/機械・精密機器)

このお悩みに関して、社会人男性にこんな質問をしてみました。

Q.結婚相手となる相手と「食の好みが合うかどうか」は重要だと思いますか?
重要……83.1%
重要ではない……16.9%
※マイナビウーマン調べ(2015年6月にWebアンケート。有効回答数101件。22歳~39歳の社会人男性)

8割以上の人が「重要」と回答する結果に! これを見て、ジェーン・スーはどう思う?

ジェーン・スー(写真左)と柴田秀一(写真右)

◆食の好みはやっぱり重要!

ジェーン・スー(以下:ジェーン) 83.1%の人が結婚相手と食の好みが合うかは「重要」と回答する結果に。これ、「そりゃそうだ」って気がします。

柴田秀一(以下:柴田) お互いまだ結婚する年齢が若いと気になるかもしれませんね。でも、年月を経ると大分変わりますよ。自分が食べないものだったとしても、新しいものを示してくれると、なんか「食べてみようかな」という気になったりします。

ジェーン なるほど。そういえば、40代後半の人が、彼女ができたら、今まで食べなかったものを食べるチャンスが増えて楽しいって言っていました。

柴田 ただ、「俺は赤ダシしか飲まないんだ!」というときに、白味噌のみそ汁を出されて「あれ? 意外とイケるんじゃない?」と思えるようになる“年齢”っていうのはあってですね。

ジェーン その、許容範囲というか受けいれる能力が上がっていくのはいつくらいからなんですかね?

柴田 よくわからないですけど、私の今の年齢くらいになると「これはいいんだ」と思えるようになります。でも、若い人にとってはやっぱり大きな問題になるんでしょうね。

ジェーン たしかに。ただ多様性の容認って言葉を最近よく聞きますし、私もよく使うんですけど、毎日の食事となるとお互いを尊重してルールを作っていくのがすごい大変。あと、おいしいものを食べて「おいしいねー!」って一緒に言えるのが楽しかったりするじゃないですか!

柴田 「おいしいね」って言ったときに「そうだね……」と微妙な反応だとちょっとね。

ジェーン 私、グルメな人が全然ダメで。グルメな人が「これはちょっと塩が足りないな~」とか言われると「いいじゃん、いいじゃん。おいしく食べようよ~」って気持ちになる。

柴田 あー、なるほど。

ジェーン アンケートでも、気になる意見がありましたね。「お互いの好みがちがったら、料理をする奥さんが大変だから」っていう26歳・新潟県の方。奥さんがずっと料理するんだったら、そのぶんしっかり稼げよ!(笑)

柴田 料理が出てくるのを待ってるんですね(笑)。でも、女性にも同様のアンケートをとったら、どうやら女性のほうがより「食の好み」を気にするみたいなんですね。

ジェーン 同じ質問を女性にもぶつけたところ、91.6%が「重要」という結果に! このラジオのスタッフに聞いたら、「自分は結婚したら料理を作る」という意識を持つ人が多くて、「好みを合わせるのが大変」とか「料理のとき考えるのが面倒」と思うからなのでは、って。私は、まったくそんなふうに思わないけど! 作る気は全然ないけど、「食の好みが合うかどうかは重要」だと思う(笑)。

でも、食に限ったことじゃなく、「度合い」は同じくらいがいいよね。部屋の掃除をどのくらいきっちりするかどうかとか、気になる度合いは人それぞれだから、何事もお互い尊重し合えるといいね。

◆ジェーン・スーより

食に対する好みには、味付けだけではなく「使うお金」も含まれていると、大人になってから思うようになりました。そこが合わないと揉めるというか冷める。「えー! ご飯にそんなお金かけるの!?」という人と「えー! 食事が貧しくない?」という人。味付けよりそっちのすり合わせのほうが大変かもしれない。

<番組情報>
◆週末お悩み解消系ラジオ『ジェーン・スー 相談は踊る』
毎週土曜日 19時~21時生放送
出演:ジェーン・スー
http://www.tbsradio.jp/sd/

<ジェーン・スー>
東京生まれ東京育ちの日本人。作詞家、ラジオパーソナリティ、コラムニスト。音楽クリエイター集団agehaspringsでの作詞家としての活動に加え、TBSラジオ「週末お悩み解消系ラジオ ジェーン・スー 相談は踊る」ではパーソナリティを務める。著書である『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎刊)が、第31回講談社エッセイ賞受賞。2015年9月4日(金)には、通称「わたプロ」でおなじみのデビュー作『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』が文庫化。また、LaLa TVにて、ドラマ「わたプロ」のシーズン2が現在放送中。

※放送日:2015.7.04

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2015年10月24日に公開されたものです

ジェーン・スー

東京生まれ東京育ちの日本人。作詞家、ラジオパーソナリティ、コラムニスト。音楽クリエイター集団agehaspringsでの作詞家としての活動に加え、ラジオ番組、テレビ番組など幅広く活動中。TBSラジオ「週末お悩み解消系ラジオ ジェーン・スー 相談は踊る」が現在毎週土曜、生放送中。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社刊)、『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎刊)、ラジオ『相談は踊る』の書籍版『ジェーン・スー 相談は踊る』(ポプラ社刊)。

『ジェーン・スー 相談は踊る』
http://www.tbsradio.jp/sd/

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