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20代女子に聞く、リタイア後の夢は? 「旦那と毎日デート」「ゲストハウスを経営して若者たちと交流」

中澤美紀子/OFFICE-SANGA

老後の生活「早期リタイア」という言葉もありますが、マイナビウーマン世代が現役を退くのは、ずっと先のことだと思います。それでも、たまには「定年後はこんな風に暮らしたい」と思い描くことがありませんか? 働く女性たちにリタイア後の夢を聞いてみました。

愛情に恵まれた毎日

・「旦那さんと毎日デートしたい」(31歳/学校・教育関連/専門職)
・「孫に囲まれてのんびりしておきたい」(27歳/情報・IT/事務系専門職)
・「ぜいたくはしなくていいので、衣食住に困らずに、子どもや孫が元気ならいい」(24歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「夫婦で旦那さんの実家である地方で暮らす」(33歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「孫と遊んだり、夫と映画を観に行ったり、ゆっくり穏やかに過ごしていたい」(34歳/その他)

ごく平凡な老夫婦の日常です。特にぜいたくな日々を送らなくても、子どもや孫たちの笑顔があれば十分。心の中が満たされています。病気や介護などの問題が持ち上がっても、強い絆で乗り越えていけるはず。

思う存分、趣味を楽しみたい!

・「自分の好きな楽器演奏の趣味をして、楽しい毎日を過ごす」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「晴耕雨読の日々があこがれです」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「利便性の高い団地で習い事や趣味に没頭」(27歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「庭のある家で畑をしながら、ときどき旅行に出掛ける自由気ままな生活」(24歳/小売店/販売職・サービス系)
・「グルメ生活!」(28歳/医療・福祉/専門職)

仕事や子育てに力を注いだ現役時代が終わり、ホッとひと息。自分のためにたっぷり時間を使える日々がはじまります。「年をとってから趣味が増えた」というお年寄りの声もよく聞くし、没頭しそうです。好きなことを楽しんで、いつまでも若々しくいられそう。

海外暮らしや豪華な旅行

・「海外の田舎でゆったり過ごす」(30歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「しばらく世界中を旅行したい」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「旦那と2人でクルーズ世界一周旅行」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「ハワイに移住してみたい」(31歳/学校・教育関連/専門職)

年をとるにつれ、寒さが身に染みるようになります。マレーシアやハワイなど、暖かい国で余生をおくるのはよさそう。働いているときには行きづらかった長期の旅行も、リタイア後なら楽勝です。時間を気にすることなく、旅の心地よさに身をゆだねられます。

仕事を続けていたい

・「65歳までは現役で働いていたい」(32歳/金融・証券/営業職)
・「一応フルタイムで働いてはいるけど、経済的にはゆとりがあり、たまに海外旅行に行く生活」(32歳/その他/クリエイティブ職)
・「ゲストハウスを経営して、若者たちと交流して刺激をもらいたい」(29歳/情報・IT/営業職)
・「なんらかの形で仕事を続けていたいな」(23歳/医療・福祉/事務系専門職)

趣味を楽しみ、のんびり暮らすだけではなく、年をとっても働いていたいという意見も。といっても、収入を得ることだけが目的ではなさそう。仕事を通して社会と接点を持ちたい、役に立つ存在でありたい、そんな思いを感じます。シルバー人材の登用が、さらに活発になればいいですね。

遠い未来のこととはいえ、いつかはたどり着く年代です。「老後の生活が心配」という人もいましたが、楽しいリタイア生活を期待している人が多い様子。日本の社会もその頃には随分、変わっているかもしれませんが、夢をかなえられるように今から準備したいですね。

(中澤美紀子/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数158件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年09月11日に公開されたものです

中澤美紀子/OFFICE-SANGA

普段、足を運ぶのは店や文化施設などひたすら「屋根のある場所」! 年々戸外の空気から遠ざかり、濃密な屋内時間を過ごしているモノ書き女。

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