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真面目な女性ほど注意! 結婚してから不幸にならないために。ダメ男に引っかからない方法とは

羽林由鶴

「そんな男別れたほうがいいってぇー」、友だちのひとこと……たぶんそれは正解。でも、当事者にとっては大問題。そんな簡単には行かないよね。巻き込んだもの、今までの努力、これから先の不安を考えたら別れに踏み切れない。そうやって長引いていく不幸せな恋愛や結婚。期間が伸びれば伸びるほど、ますます別れがたくなるという悪循環は、むしろ相手の思う壺。ダメ男に捕まったら最後、優しくて真面目ないい女性ほど逃げられない。こうなる前に事前の知識と予防、さらには対処を徹底しよう。

■ダメ男には二種類

一種類目は、いかにも弱々しく優柔不断なダメ男は、外見も、肩書も、言葉も、特に秀でたものはないけど、なんか放って置けないと思わせる、別名、母性本能をくすぐるタイプ。こういう男性は、一見強そうで賢そうに見える女性にくっついてくるものです。姉御タイプのできる女性が、「まったくぅー」と言いながら世話を焼いてしまうのです。もう一種類が、男気あふれた強気の男。「俺についてこい」と引っ張ってくれそう。散々自信たっぷりな男らしさを魅せつけておいて、ある日見せる弱さ(泣くことも)に、女性は「私がなんとかしなきゃ」と尽くし始める。以前の彼に戻ってほしい。そんな女心を掴んで離しません。外見も、肩書も、言葉もたくみ。我慢強い昭和の演歌的な女性が、「私、頑張るから……」と言いながら支えてしまうのです。

■ダメ男に引っかからない女性の特徴

ダメ男に引っかからない女性は、「自分にとっての幸せ」を考えることができます。自分の幸せ、相手の幸せ、二人の幸せを、同じように大事なことと考えます。そのためにも、自分らしさを大切にして、また相手の考え方や生き方を認めます。とはいっても、無理矢理に理解しようとしたり、仲良くなろうとはしません。自分の幸せを大事に思えば、その幸せを手放したり邪魔したりするような人と一緒にいる意味がないことを知っているからです。ちがう人間であれば、ちがう考えや生き方であることも当たり前です。そもそもストレスを感じてまで、関係を継続する意味がないと思えるのです。他人と比べることよりも、自己満足を大事にすることができます。今と同じ、それ以上に未来を大事に考え、楽しみにできます。それは、過去にとらわれ過ぎないという考え方や生き方を意味します。

■結婚前に絶対に試してほしいこと

結婚するということは、一生一緒にいる相手になるかもしれないということ。夫婦ふたりの関係は対等平等が基本です。お互いが助け合い、寄り添いながら生きていくことになります。だからこそ、役割が決まってしまうのは危険です。まずは、あなたが彼を頼りにできるか、甘えられるか、弱音を吐けるか試してみてください。やれないと思うとすれば、その理由を考えてみてくださいね。「怒られそう」「嫌われそう」など、できない理由があるとしたら、仮に今のまま結婚したとしてもうまくいかないものです。すぐに練習をしてください。疲れたときには「疲れた」と言いましょう。手伝ってほしいときには「お願い」と言いましょう。万が一、怒ったり嫌われたとしたら、そんな相手と結婚しないでよかったと喜んでくださいね。

■自分の人生、幸せには貪欲になって

恋人がいれば幸せで、いないと不幸なんてことはまったくありません。結婚していれば勝ちで、独身だと負けということもありません。自分の人生です。まあまあ悪くないと思えることが、一番の幸せなのだと思います。まわりの意見を鵜呑みにすることはやめてくださいね。自分の頭と心で、自分の未来を考えてみてください。そして簡単に諦めたり妥協したりしないでくださいね。もっともっと自分の未来、未来の自分に期待していきましょう。

■羽林由鶴からのメッセージ

結婚にこだわる女性は特に要注意です。結婚相手にお金があっても、イケメンでも、どれほどの地位や名誉があっても、それだけで一生の幸せが決定することはありません。結婚すれば幸せになるわけではなく、究極の幸せは、不安や不満でストレスが増えていかない状態。ただそれだけです。「私は自分にとって幸せな結婚しかしたくない!」せめて自分自身には、そう宣言してくださいね。ダメ男に引っかかりにくくなりますよ。

(羽林由鶴)

※この記事は2015年07月08日に公開されたものです

羽林由鶴

103kgの恋愛カウンセラー。著書に『なぜか相手がホッとして愛してしまう癒し系の女性になるヒント』(青春出版社)など。最新刊は『あきらめる生き方』(泰文堂)

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