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もっと積極的にがんばれ!? あなたが合コンなどで選ばれない理由

羽林由鶴

恋愛上手な女子から、「もっと積極的にがんばれ」と言われたことはないですか? またはその反対に「いつかそのうち恋人なんてできるよ」って悩んでいる気持ちを全然わかってくれなかったり。あなたはあなたなりにがんばっているつもり。でもやっぱりうまくいかないって思うから真剣に悩んでいるのですよね。実はあなたをまわりが深刻に心配してくれないのは、今のままで十分素敵に見えるから。「じゃあどうして?」に答えましょう。

■彼がいるように見える

女性と仲よくなりたいと思っている人、特に結婚までを考えられるようなお付き合いを望んでいるなら、彼がいそうに見える女性とのかかわりはそれなりに控えがち。あたりまえのことだけど、わざわざ彼がいそうな女性を好きになろうなんて思わないわけ。あなたに彼がいるかどうかにかかわらず、いるように見られてしまったら、ここからの進展は望めないってこと。

本当は彼がいないとしても、初対面の相手にはそんなことはわかりません。彼がいるように見えるというのはほめ言葉であって悪口じゃないんですよ。「私と付き合いたくないいいわけなんじゃない?」なんてがっかりしないでくださいね。十分に魅力的に見えるってことです。「彼はいないですよー、だから今日も楽しみに来ました♪」なんてことをさらっと笑顔で言えると選ばれる可能性はグッと増えますよ。

■彼に気がないように見える

緊張していたり、ほかの人の目が気になるだけなんだけど、意識している相手ほど、なぜか態度がそっけなくなってしまう…。それはあなたにとっていつものことだとしても、初対面の男性にしてみたら、自分に対しての態度と受け取ってしまいますよ。要するにそっけない態度は自分に興味がない証拠のように感じてしまうということです。

すべての男性が好きな女性に対して積極的になるわけではありません。男性だって傷つきたくはありませんから、自分に気がないように見える女性に挑んでいく男性なんてめったにいません。気があるように見せるくらいでちょうどいいのですが、せめて気がないように見せないでほしいものです。

■ほかの女性とカップルにしたそうに見える

この子は、あの男性が気にいったみたい。自分が気になる彼と友だちが気にいった男性が同じこともあるでしょう。たとえかぶっていたとして、すぐにあなたが引いてしまう必要なんてないのです。「でも、彼だって私に好かれるよりも、私よりかわいい彼女に気に入られるほうがうれしいに決まっている」なんて、結局男性の意見を聞くことなく、自分の頭のなかの声に従って、恋愛をあきらめているのです。

さらに、自分のライバルであるはずの女性と気になる男性のキューピッド役を、頼まれてもいないのにかってでてしまう。なんだかんだと盛り上げて、「二人はお似合い」なんて……それやりたいこと、望むことではないですよね? ほかの女性とくっつけたがっているということは、こちらもまた男性からすれば、あなたに相手にされていないということになります。

■自分で恋愛対象から外れる

結局は恋愛を意識する雰囲気に耐え切れず、毒舌や品のないトーク、おバカキャラになりきって場を盛り上げるために自分からお笑いに徹していませんか? 「どうせ私は恋愛対象にはなれないから……」なんて、誰にも頼まれたわけではないのに自分で自分の役割を決めてしまったから、恋愛対象から外れてしまうことに気づいてくださいね。誰かと比べて優位に立って選ばれても、永遠のパートナーにはなれませんよ。この中での暫定一位になるだけです。永遠のパートナーとして選ばれるためにも、ありのままのあなたを見せる勇気を持ってくださいね。

■羽林由鶴からのメッセージ

合コンと名がつかなくても、大人の出会いには食事やお酒がつきものです。店を変えても、相手を変えても、自分のやることが一緒であるかぎり、なかなか進展は難しいでしょう。そこで無意識でしていること、意識的にしていることを気づいて、まずは誤解されないように行動や言動に注意してみてください。もしかすると今までも、選ばれなかったのではなく、選ばれないようにしてきただけだったんだなぁといまさらながらに気づくかもしれません。

(羽林由鶴)

※この記事は2015年06月24日に公開されたものです

羽林由鶴

103kgの恋愛カウンセラー。著書に『なぜか相手がホッとして愛してしまう癒し系の女性になるヒント』(青春出版社)など。最新刊は『あきらめる生き方』(泰文堂)

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