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人間関係で失敗しない! 「どんな職場でもうまくいく秘訣」

高橋瑞穂/六識

水島広子

職場の仲間とギクシャクしていたり、仕事ができない後輩や話が通じない上司に頭を抱えていたり……。そんな職場での人間関係の悩み、どう解決すればいい? そこで、テレビや雑誌で活躍している精神科医・水島広子さんが、職場での上手な人間関係の築き方をアドバイス。ちょっとしたコツを知ることで、部下・同僚・上司とよりいい関係を築けるはず!

■どんな職場でもうまくいく人には、共通してこんな特徴が!

どんな職場でもうまくいく女性、どんな職場でもうまいくいかない女性。そのちがいは一体なに? 水島さんによれば、「人間関係で失敗しない女性は、いわゆる“女の特徴を消している女性”」なんだとか。

「一見、女性の魅力をアピールしたほうがうまくいくような気がするんですが、それはまちがい。それを続けていると、男性の上司に勘ちがいされたり、女性の同僚に嫉妬されたりと、複雑な人間関係になりがちです。特に、女性は媚びている人や、好き嫌いで動いている人に対して敏感。そんな女性の特徴を把握した上で、“一貫性のある自分”を持つことが、良好な人間関係を築くキーワードです」(水島先生)

それは飲み会などの席でも同じ。そのときどきで参加したり、帰ったり……と一貫性がない行動は不信感を持たれる原因になってしまうんだとか。

「プライベートと仕事をわけたいタイプなら、忘年会など公的な席だけに行く、参加しても毎回20時には帰る、など一貫性を持ちましょう。そうすれば、参加しなかったからと言って、嫌われる原因にはなりません」(水島先生)

誘いを断るときのポイントは、相手を尊重する姿勢。「自分が攻撃されたと思うと、人は反感を抱くものです。断る際は、『本当は行きたいけれど、自分がお子様だから夜は眠くなっちゃって』など、相手ではなく自分に非がある姿勢を絶えず見せておくことが大事です。続けていくうちに、あの人は夜眠くなる人、飲み会には参加しない人、などと自分をブランド化できるはず。そのうちに、まわりも自然と納得してくれます」(水島先生)

このコツさえ掴めば、無理をしてまわりに合わせなくてもOK。“一貫性のある自分”を発信し続けていれば、職場のみんなが今のあなたを受け入れてくれるはず!

■仕事ができない後輩。ミスを叱っても嫌われない方法とは?

一貫した自分を見せることで、信頼を得られることはわかったけれど、仕事中はニコニコしてばかりではいられない事態も起こるもの。たとえば仕事ができない後輩を注意する場面に出くわしたとき、良好な関係を壊さずミスを指摘する方法とは?

「自分がよく思われたいと望むがゆえに、人に注意することができないという女性は多いです。それは、注意をする=相手を否定すると思っているから。そんなときは、自分の中の女の感情の部分を抜いて、事実だけを淡々と伝えること」(水島先生)

注意の仕方も、相手によって態度を変えないことが大切だそう。ここでもポイントは“一貫性のある自分”。

「女性は1を言えば10わかる、空気を読める人が多く、男性は、10を1個ずつ、言われたことをこなすことが得意な『タスク型』の人が多いと言われています。そんな女性の能力に甘んじて、できない男性の後輩にだけねぎらいの言葉をかける行為は、嫌われる女性上司に多い特徴です。男女で仕事の進め方はちがっていても、褒めることや叱ることは、男女関係なく、同じ姿勢でのぞみましょう」

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(高橋瑞穂/六識)

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