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スタバで働くステキ先輩! 仕事で輝く秘訣って?

平野智美/OFFICE-SANGA

仕事もプライベートも充実させたい! 子どもを産んでも働き続けたい! そんなイマドキ女子があこがれるような生き方を実践する「ステキ先輩」にインタビュー。スターバックスで働く東由紀さんが、毎日生き生きと輝く、ハッピーを手に入れる考え方って?

東由紀さん(35歳)
スターバックス コーヒージャパン株式会社
マーケティング・カテゴリー本部 フード部 ブレックファスト・ランチチーム
プロダクト ディベロップメント マネジャー
■PROFILE:大学で管理栄養士の勉強をした後、フード系の会社2社を経て、2009年にスターバックス コーヒージャパン株式会社に入社。

◆理想的な転職が与えてくれたもの

コーヒーチェーンのスターバックスで商品開発に取り組んでいる東由紀さん。主にサンドイッチを担当し、企画から開発、材料の仕入れにも携わるなど多忙な日々を過ごしています。現在、東さんが開発に取り組んだ「ハニーハム&チェダーチーズサンドイッチ」や「バナナ&ベーコンサンドイッチ」も好評なのだそう。

「アメリカのブランドである、スターバックスならではのサンドイッチをお客様に提案したい。素材にこだわると同時に、ボリューム感もあって満足していただけるような商品を目指しました」

スターバックスは、東さんにとって3社目の会社とのこと。

Q.東さんの「ONのお気に入りアイテム」は?

VICTORINOXのブレッドナイフ
商品開発の先輩からのプレゼント。切れ味のよさはもちろん、ケースに入れて持ち歩けるのがいいのだとか。「打ち合わせなどで持ち歩くことが多いのでケース入りはとても便利」

「最初は食品会社での営業でした。つまり、以前は食材を『売る』側だったのですが、現在は『仕入れる』側に。真逆な職場を経験したことは、交渉ごとでも強みになっています」

そんな食品会社で過ごした20代の東さんは、まさに“男勝り”だったそうです。

「それはもう、がむしゃらに働いていました。いろんなことを犠牲にして、普通の女子が自宅にいたり、遊んでいるような時間も働いていました……」

しかし、東さんは「後悔はまったくない」と言います。

「そのころにがんばった自分があるから、今がある。もちろん、数えきれないほどの失敗をして、つらい思いをして……。顧客と会社の板挟みで、不条理なことで怒られることもありました。でもそこで落ち込んでいられなかった。ひたすら前を向いて歩いたからこそ、今もやりたい仕事ができているんだと思います」

◆プライベートを大切にするようになった30代

そして、現在のスターバックスへ転職。志望した理由は「まず、私自身がスターバックスを好きだったこと。ブランドを愛せなければがんばれないですよね。そして、自分の時間も大切にしたくなったんです」と東さん。また、スターバックスには社員ひとりひとりを大切にする社風があり、プライベートを充実させる社員が多いと聞いていたのも、転職をするときの決め手となったと言います。

「以前は仕事をするために休みがあった感じ。でも、プライベートを充実させるために、いい仕事をすべきなのだと30歳を機に考えを改めました」

また、仕事そのもののやり方にも変化が。昔は周囲に強く言い返すこともあったが、今は、一度頭の中で言うことを整理してから、自分の考えを理解してもらうよう、ていねいに話すようになったそう。

「一回温めてから、いろんな方向から責めつつ(笑)、説得にあたる余裕が出てきた感じです」

Q.東さんの「OFFのお気に入りアイテム」は?

香りグッズ
「鼻がとてもよくきく」という東さんにとって、香りアイテムは必需品。ボディクリームも好きな香りのものをチョイス。「アロマオイルもその日の気分で楽しんでいます!」

そんな、30代ならではの余裕あるスタイルが、一層、東さんを輝かせているのかもしれません。

また、現在独身の東さん。結婚については、「何歳までにどうしたいとか決めてはいません。いつか自然とそういう機会が訪れたら飛び込めばいいと思っています」とのこと。焦って「結婚しなきゃ」という考え方ではなく、「いい意味での変化」ができる結婚が理想的なのだそう。

現在、仕事をしていて一番うれしい瞬間は、「私の開発したサンドイッチをおいしそうに食べてくださっているお客様を見た瞬間。お客様のちょっとた癒しや、うるおいになっていることがうれしい。成果が目に見える仕事だからとても楽しいです」と東さん。自身の開発した商品で、「笑顔の人を増やすこと」が東さんの今の目標と語る姿は、とてもキラキラ輝いていました。

(平野智美/OFFICE-SANGA)

※この記事は2015年06月05日に公開されたものです

平野智美/OFFICE-SANGA

埼玉県出身。『TVぴあ』の記者を皮切りにライター・編集稼業スタート。旅行雑誌『エイビーロード』に関わったあたりから旅行記事へとシフト。数々の雑誌、MOOK、ガイドブック、旅行パンフレット、インターネットのサイトで旅行記事、グルメ記事、エンターテインメント記事を手掛ける。旅行記事で得意なのはアジア、ハワイ、アメリカ(主に南部)など。城めぐりやフラダンスが趣味。地元・埼玉をこよなく愛する。

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