抱きたい？ 抱かれたい？ 「実に細やか！」女性用“最新”抱き枕4選
寝るときの定番グッズ、枕。おなじみの「抱き枕」も、従来の筒状タイプだけでなく、U字型、J字型などが見られようになりました。大きさや形によっては寝るときの悩み解決に役立つとか？ 女子にも使いやすく進化した「抱き枕」をご紹介します。
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■抱きつかなくても大丈夫。「抱かれるタイプ」でリラックス
雑貨店などでもよく見る、ネックピローを大きくしたようなアーチ型の抱き枕。このタイプは両肩と頭をすっぽり覆うスタイルから「抱かれ枕」とも呼ばれているそう。
寝具メーカーのプレジールは、「眠り製作所」ブランドにて、2009年にU字型枕「アーチピロー」を発売。以来「抱かれ枕（R）」としてシリーズ累計10万個を超える販売数になるとか。仰向け寝の人にも使える抱き枕を作りたいという想いから、開発したといいます。
「抱き枕に腕をまわして眠る安心感を、仰向き寝の方にも感じていただきたいという思いから誕生しました。頭を中心としたU字型は、肩から腕が程よく浮くスタイル。まるでプールに仰向けに浮いているようなリラックスした状態が保てます。実際に測定すると肩にかかる腕の重みが軽減されるという結果が出ており、使用して首の痛みや肩の凝りがラクになったという声もいただいています」（眠り製作所／広報）
「アーチピローFUN」（眠り製作所）9,400円（税抜）
雑貨企画販売のビーズは、抱かれるタイプの枕の両翼を長く伸ばした「ツインテール挟まれ枕」を2015年1月に発売。抱かれるというよりも「挟まれる」感じに近い寝心地のようです。
「枕を開発中、抱きついて寝るタイプの枕は、寝返りの拍子にどこかにいってしまいがちという声を聞きました。それならばずっと密着してくれる抱き枕を作ろうと考え、その結果ツインテール型になりました。150cmと長いため、足元まで包まれるような感覚です。程よい挟まれ感があって安心して眠れるという声を多くいただいてます」（ビーズ／広報担当）
「ツインテール挟まれ枕 TM1-28」（ビーズ）参考価格8,800円（税抜）
■抱きつくタイプの枕にも異変。いびき改善のJ字型、巨大ねこ型も。
寝具メーカーのフランスベッドは、2014年10月にJ字型の抱き枕「スリープバンテージ」を発売。「横向き寝専用枕」と位置づけ、開発したといいます。
「当社の調べによると、5割近い女性が横向きで寝ています。正しい横向寝姿勢で眠れ、長時間寝ても耳・肩にかかる負担を減らす枕を作りたいと考え、耳用のくぼみがあるJ字型の枕が誕生しました。枕を横向き寝に適した高さにしたところ86％の方のいびきが減少したというデータも得られており、いびきが気になる方にもおすすめです。J字の長い部分を胸元にもってくれば抱き枕の安心感も得られます」（フランスベッド／広報課）
「スリープバンテージ」（フランスベッド）3,980円（税抜）
また、インテリア雑貨販売のパスカルジャパンはねこ型の抱き枕「猫型/抱き枕（大）」を2015年2月発売。全長105cmと、ボリュームのある大きさです。
「ご購入のお客様からは、思ったより大きかった、存在感がある、という声をよくいただきます。抱きつけるしっかりとした大きさなので、ねこ型でありながら思う存分抱きしめられます。顔がないため、甘えてすりよってきている、悲しそうにうつむいているなど、使用しているときの気分で表情を感じることができるのも人気の理由ではないでしょうか」（パスカルジャパン／広報担当）
「猫型/抱き枕（大）」パスカルジャパン販売価格 3,685円（税抜）
安眠のためにかかせない枕。頭用だけでなく、抱いたり抱かれたりする枕も、自分の好みや悩みにあわせてチョイスするのがよさそうです。
（齋藤純子＋ガールズ健康ラボ）
※この記事は2015年05月02日に公開されたものです
