東京で花見に行くなら今週末か来週末！　女子がガチで行きたい2015年おすすめお花見スポット4選

いよいよ待ちに待ったサクラサク季節がやってきました。桜の開花予測によれば、今週から来週にかけて見頃の様子。日本人の春の醍醐味といえばやっぱりお花見！　花より団子もいいけれど、せっかくなら花も団子もどちらも思いっきり楽しみたいですよね。ゆっくりと桜にひたるもよし、おいしい食べ物に舌鼓を打つのもよし、今年は目的に合わせてお花見会場を選んで盛り上がりましょう。友だちや同僚、恋人とのお出かけにおすすめの「2015年お花見スポット4選」を紹介します。

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■散歩しながら楽しめる都会のお花見「目黒川」

今や東京のお花見の定番スポットともいわれる目黒川周辺。大橋から目黒駅辺りまでの川沿いには、約4キロの桜並木が広がります。およそ800本ものソメイヨシノによる花霞は圧巻！　水面へと身を乗り出すように咲く桜に、心を奪われます。　また、川沿いには個性派ショップが多く立ち並ぶため、お花見とともにショッピングをする方も多いのだそう。花見特有の喧騒を感じることなく、穏やかに桜並木を散策できます。

目黒川は上流と下流で川幅がちがうため、川幅とともに移り変わる桜の景観を楽しめるのもポイント。東急中目黒駅より上流は、比較的狭い川幅。そのため、左右の川岸からはり出した桜が、アーチ状に目黒川をおおう現象が見られます。

下流では川幅が広くなり、流れはゆっくりに。桜を映した目黒川が、川面に大きなパノラマを作りだします。おすすめは目黒駅を下車後、行人坂を下り、太鼓橋から上流へと向かうコース。遊歩道になっており、車も通らないため、自分のペースでのんびりと桜を楽しめます。

3月25日から4月10日にかけて、天神橋より蓬莱橋までの間で、夜桜ライトアップを開催。照らし出された桜と、ぼんぼりの明かり、それを映す川面の三者によって幻想的な風景が生み出されます。近隣の駅ではそれぞれの商店街主催の祭りが催され、満開の花さながらの盛り上がりを見せてくれます。お好きな駅で下車して楽しむのが通との噂も。

恒例イベントである「中目黒桜祭り」は4月5日に開催。川沿いにはたくさんの提灯が取りつけられ、お花見気分は最高潮に。人気グループによる演奏、吹奏楽パレード、児童生徒による演奏演舞などさまざまなイベントを予定しています。

目黒川周辺でのお花見の最大の特徴は、宴会型とは異なり、“遊歩道を散策しながら水面の桜を愛でる”という都会らしいスタイル。スマートな雰囲気で、老若男女問わず、多くの支持を集めている様子。おしゃれな雰囲気でお花見を楽しみたい女子にぴったりなスポットです。

■夜にさく満開のしだれ桜「六義園（りくぎえん）」

東京・文京区に位置する六義園は、和歌の世界を基に造られた回遊式築山泉水庭園。万葉集や古今和歌集に詠まれた、紀州「和歌の浦」の景色や、中国の故事にちなんだ景観が庭園内に作り出されています。名付け親は、和歌に造詣が深かった柳沢吉保。「古今和歌集」の序文に記された「六義」という、和歌の六つの基調より『六義園』とされたと伝えられています。300年近くにわたって大切に管理され続けた庭園は、1953年より国の特別名勝に指定され、今でもその美しさを保ち続けています。

3月19日からは、春の風物詩として親しまれている「しだれ桜と大名庭園のライトアップ」を開催。庭園のシンボルとも言われるしだれ桜は、高さ約15m、幅20mの巨大なエドヒガンザクラ。樹齢は約70年、雄大に咲き誇る迫力の姿は、流れ落ちる滝を思わせるほど。大人女子に嬉しい、優雅なひと時にひたれます。

期間中は、園内の「さくら茶屋」で軽飲食やおみやげも販売されるほか、抹茶茶屋の「吹上茶屋」と「心泉亭」で抹茶と和菓子のセットが味わえるそう。また庭園ガイドによる無料案内も開催中。参加を希望される方は期間中の11時と14時に、サービスセンター前か染井門売札所前へ集合とのことです。（※荒天中止）

■さくらでいっぱいの遊園地「よみうりランド」

冬のイルミネーションでも有名なよみうりランド。実は隠れた桜のビュースポットとしても知られているんです。全長180ｍにも及ぶ桜の並木道は、まるでトンネルのよう。歩きながら楽しんだり、周辺の休憩スペースに腰を下ろしてゆっくり眺めたり、思う存分艶やかな桜景色を楽しめます。また、ジェットコースターや観覧車など、アトラクションのドキドキと同時に桜を味わえるのは遊園地ならでは！　他では味わえない、よみうりランドだけのお花見を体験してみましょう。

京王線京王よみうりランド駅とスカイゲートを結ぶゴンドラから眺める桜景色は、ピンクのじゅうたんの上を飛んでいるみたい！

人気No.1コースター「バンデット」は、開花時期限定のお花見コースターに大変身！最高地点で桜を見下ろした次の瞬間、猛スピードで桜の中を駆け抜けます。スリルたっぷりの「史上最速！？のお花見」に挑戦してみてはいかがでしょうか。

また桜の季節に合わせて「Dream Sakura 2015～僕らのハル!!」も開催。「スタートライン」をテーマに「ようかい体操第一」で人気のダンス＆ボーカルユニット「Dream5」との豪華コラボイベントが実施されます。

メンバー5人をイメージした5色のカラーで彩る桜並木「Dream5桜」も。日没後にはライトアップされ、色とりどりの光が幻想的な空間を作り出します。

他にもゴンドラ内をラッピングされた大観覧車や、園内BGM、応援メッセージラリーなど園内全体にこだわりの演出も。イベントにアトラクションにと、盛りだくさんの遊園地はデートにもおススメ！　桜でいっぱいのよみうりランドを思いっきり楽しみましょう。

 

■広大な敷地内でおおいに盛り上がる「上野恩賜公園」

都内でも有数の花見の名所である上野恩賜公園。その歴史は古く、江戸時代から花見のメッカとして知られているとの話も。総面積53万8000平方メートルの規模を誇る公園内には、動物園などと合わせると、約800本の桜の木が植えられています。2月初旬から咲き始める「カンザクラ」をはじめ、「ソメイヨシノ」などその種類はさまざま。開花時期がずれるため4月下旬まで楽しめるのもうれしいところです。毎年多くの観光客・花見客で賑わい、その光景がニュースになることも。

特に桜が集中しているのは、園内を南北に走る並木道。歩道の両側に植えられた桜の木の下でお花見ができることから、一番の人気スポットとなっている様子。また、不忍池周辺も隠れたおすすめスポットなのだとか。池に映る満開の桜で、あたり一面ピンク色に染まります。こちらは比較的混雑が少ないとの噂もあるので、寄り道してみてはいかがでしょうか。

上野恩賜公園でお花見をするもうひとつのお楽しみと言えば、やっぱり屋台！　例年、上野東照宮境内や不忍池の周辺に多く出店している模様。ぼんぼりが点灯された夜桜のもと、賑やか好きな女子のみんなで、ワイワイ屋台フードを楽しみましょう。

開花の時期に合わせて「うえの桜まつり」も。桜の開花状況によって変動はあるものの、3月21日より4月12日にかけて開催予定とのこと。4月5日には、清水観音堂境内で上野はやし保存会による「祭り囃子と寿獅子」も披露されるそう。その他にも「草花市」や「青空骨董市」など多くのイベントが実施されます。

（さとうまほ／Pistatio）

※この記事は2015年03月27日に公開されたものです