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夫婦のお財布は一緒がいい? 別がいい? 過半数の女性の本音は……

結婚しても女性が仕事を続けていくという共働き夫婦が増えているせいか、夫婦のお財布も別々にするという選択をする人も少なくはありませんよね。今回は、結婚後の家計の管理の仕方について、女性たちにアンケートで聞いてみました。

Q.結婚したら、夫婦のお財布はどのようにしたいですか?

「一緒にしたい」52.3%
「別々にしたい」47.7%

夫婦のお財布は一緒にしたいという女性が半数以上ということで、やっぱり家計は妻が管理したいと思っている人は少なくないようです。では、それぞれの回答を選んだ理由について、詳しく聞いてみましょう。まず「一緒にしたい」と答えた女性からです。

<夫婦のお財布は「一緒にしたい」派>

まとめたほうが管理しやすい

・「一緒のほうがわかりやすいし、無駄がないように感じる」(25歳/不動産/事務系専門職)

・「一緒のほうが家計管理が楽だからです。別々にしたら、一家にいくらあるのか、きちんと把握できず、また無駄遣いも増えると思うので、将来家を購入するときなどに困ると思います」(28歳/アパレル・繊維/事務系専門職)

・「一緒のほうが出入りともに目に見えて、毎月の貯蓄額も明確にできるから」(30歳/その他/事務系専門職)

まとめて管理をしたほうがお金の流れも見えやすく貯金もラクにできそうという女性は多いようです。別々だと相手が何にどのくらい使っているのかわからず不安になることもありそうですね。

自分の収入が減ったときのために

・「結婚したら、全力で働くのでなく、パート程度にしたいので」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「どうせ子どもが生まれたら一緒になるので早いほうがよい」(27歳/食品・飲料/技術職)

・「専業主婦になりたいから」(23歳/医療・福祉/専門職)

結婚したら今まで通り働くのではなく専業主婦になったり、パート程度の仕事にしたいという女性は、収入が減ることを見こして財布を一緒にしたいと思うようです。妊娠や出産などで働けなくなることもあるので、早いうちにまとめておいたほうがその状態に慣れるとは言えますね。

では、「別々にしたい」という人はどんな考えを持っているのでしょうか。

<夫婦のお財布は「別々にしたい」派>

自分のお金は好きに使いたい

・「自分が働いている間は別がいいです。ある程度貯金もあるので多少は自由に使いたい」(32歳/その他/クリエイティブ職)

・「自分のほしいものは自分の予算の中でやりくりして買いたい。一緒にすると我慢するばかりでストレスがたまりそう」(25歳/情報・IT/技術職)

・「一緒にするとお金の使いすぎだのいろいろと干渉されそうだから。自分の稼いだお金だから自由なお金も持っていたい」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)

自分で稼いだお金は夫に遠慮せず使いたいという女性は別々に家計を管理したいと思っているようです。いざというときに自由になるお金があると心強いですよね。

お金でもめたくないから

・「お金を一緒にするともめそうだから」(32歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「一緒にしている友人夫婦がそのことで微妙な仲になっているから」(25歳/不動産/事務系専門職)

家計をひとつにするとお金のことでもめ事が増えそうだと考えている人は別々にしておいたほうが無難だと思うみたいですね。身近にお金のことで微妙な仲になっている人がいればなおさらそう感じるのかもしれません。

結婚後に女性が働くのかどうか、男性にどのくらいの収入があるのかなど家計を一緒にするか別にするかを選ぶためには、さまざまな要因が絡んでくるのでどちらがいいとは一概には言えなさそう。結婚前にお互いが納得できるまで話し合っておく必要がありそうですね。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年2月にWebアンケート。有効回答数264件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2015年03月10日に公開されたものです

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