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乾燥の季節の大敵。ドアノブでのバチバチを、なんとかしたい!

Doctors Me

ドアノブに手をかけている人

静電気って、なんで発生するの?

静電気は2つのもの(絶縁体)が擦れて帯電することで発生します。例えば、絨毯の上を歩くだけでもこすれて帯電しますし、特に冬はセーターなど化学繊維を重ね着することもありますから着ているだけで擦れてせっせと静電気を溜め込んでいるのです。

さらに乾燥した季節は、溜まった電気がなかなか逃げていかないので、静電気が発生しやすくなります。最終的には、金属など電気を逃がしやすいものに触れた瞬間にこれまで溜まっていた電気が一気に放電、つまりバチッとなってしまい痛みや火花を伴うわけです。静電気は電気の総量(電流)は非常に小さいですが、一瞬の大きさ(電圧)は数千ボルトと大変高いので、衝撃が走るのです。

静電気回避術・3つ

静電気除去グッズを活用

「グッズを触りながら金属にタッチさせ放電させる」タイプのものがあります。理論上はドアノブにタッチするのと変わらないのですが、放電のスピードが遅くなることで、痛みや火花を起こさないというもの。放電の完了を知らせてくれる機能もついたこの商品を活用している人は多いでしょう。

身につけて、放電!?

「身につけているだけで徐々に放電させる」というブレスレットやネックレスもあるので、それらを常時身につけておくのも、ひとつの手です。しかし、残念ながら完全に帯電を防止できるわけではないので、あくまでも補助として活用するのがよいと思います。

金属にいきなり触れない

手持ちのグッズがなにもないという場合は、金属のドアノブをおっかなびっくり触る前に、手前の壁に手のひらをしっかりくっつけて少しでも放電してやると意外にもバチッとこないことが多いです。また、指先から放電するのが痛いので、まず手の甲やヒジといった、指先と比較して鈍感な部分で放電させるとそこまで衝撃を感じずに済みます。

(文:34歳女性医師/Doctors Me、構成:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.14)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2015年03月06日に公開されたものです

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医師をはじめ、歯科医、薬剤師、介護福祉士、栄養士、獣医、心理カウンセラーの6つの士業・専門従事者を擁する、総合型の健康Q&Aサービス。2013年8月のサービス提供開始以来、『安心をもっと身近に』というサービスコンセプトのもと、医師だけにとどまらず、専門資格を持つ多様な回答者を増やし、場所や時間を気にすることなく、さまざまな悩みを気軽に相談できるサービスを実現。https://doctors-me.com/

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