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アラサー男子3人に直撃! 彼女はいるけど……俺たちがプロポーズできない理由

森川ほしの/OFFICE-SANGA

彼氏がいて、年齢もそれなりになれば、女性としては結婚を意識しますよね。しかし、彼女がいて、ちゃんと仕事があって、少なからず結婚願望があるにもかかわらず、プロポーズできずにいるという男性が増えているようです。その理由は一体何なのでしょうか? 男性の本音を聞いてみました。

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将来のことを考えると……(テツオさん/29歳/精密機器)

「現在、2つ年下の女性と交際をしています。彼女とは、もうつき合いはじめて丸3年。向こうは、かなり結婚を意識していると思います。もちろん、私も彼女と結婚したいという気持ちはあります」

それなら、あとはプロポーズするだけでは?

「過去に何度か、プロポーズをしようかと考えたことがあります。ただ、収入のことが気になってしまって。結婚して家族を養っていくことを考えると、自分の収入が足りないような気がして、どうしても踏み切れません。彼女も仕事を持っていますし、結婚後はしばらく共働きになるでしょう。しかし、子どもができたら……。妻が働けない時期も出てきますよね。そんなことをいろいろ考えると、自分の収入だけでは不安なんです」

こう話すテツオさんですが、収入を教えてもらったところ、同年代の正社員として働く男性と比較しても、それほど少ないとは思えません。むしろ、高収入では? と思えるほど。

「自分でも、収入がほかの人と比べてすごく少ないとは思っていません。会社の経営状態も良好ですし、先行きが暗いということもありません。でも結婚となると、自信満々でプロポーズする気にはなれないんですよね。ただ臆病なだけなのかもしれませんが……」

彼女は、きっと待っているでしょうね。それはテツオさんもわかっているとのこと。テツオさんの覚悟が決まる日まで、彼女が待っていてくれるといいのですが……。

プロポーズってどうやってすればいいの?(ミツヤさん/30歳/教育関連)

「同棲中の彼女がいるのですが、もうここ2年ほど『プロポーズしなきゃ』と思いつつ……。できないまま過ごしています。彼女は同じ年齢なので、今年で30歳。結婚して家庭を築くのは、できれば早いほうがいいことはわかっています」

それでもプロポーズできないのは、なぜでしょうか?

「プロポーズのきっかけが、よくわかりません。同棲生活が長いため、あらためて『結婚してください』と言うのも、なんだか変な感じがして。いっそのこと、彼女のほうから言いだしてくれれば楽なのに……と思ったりもします。せめて、プロポーズしやすいような雰囲気を作ってくれたら、できるかもしれません」

同棲生活が長くなると、結婚するきっかけを失うという話はよく耳にします。しかし、結婚したい気持ちがあるのなら、思い切って伝えるしかないのでは?

「次の彼女の誕生日へ向けて、プロポーズの準備をしようと考えています。とは言っても、まだ具体的なプランは何も思い浮かんでいませんが……。ここまで引っ張ったので、できるだけ印象深いプロポーズにしたいと思います」

プロポーズの内容にこだわったほうがいいのか、そんなことより早くプロポーズしたほうがいいのか。彼女としては、どちらがうれしいのでしょうか?

母親を紹介したくない!(タクさん/32歳/運送業)

「3年ほど前からつき合っている女性と、結婚を考えています。すでに彼女の意思もなんとなく確認済みで、あとは私からきちんとプロポーズをするだけ。彼女はそれを待ってくれています」

そこまで話が進んでいるのなら、何も問題はなさそうですが……。

「私も『よし、結婚だ!』と意気込んでいた時期があったのですが……。実は、私の母親はかなりキツイ性格で、平気で人の悪口を言ったり、初対面の人にも面と向かってダメ出しをしたりするタイプ。結婚ということになれば、その母親に彼女を紹介することになります。それどころか、彼女にとってはそのキツイ母親が姑になるわけです。もし母を紹介して、彼女が結婚をやめたいと思ったら……。そう思い至り、急にプロポーズをするのが怖くなってしまったんです」

たしかに、彼の母親はこれから姑になる女性。家族としてつき合っていけるかどうかは、とても大事な問題です。

「私自身は母親のことが好きですし、感謝もしています。ただ、人当たりのキツさはかなりのもの。正直なところ、母親に会わせることなく、結婚できたらいいのに……なんて思ってしまいますね」

結婚するなら、両親への紹介は避けられないでしょう。「会わせてみたら、意外と意気投合」という奇跡を期待して、がんばるしかありません。

女性にとって、プロポーズは一生思い出に残る、とても大切な瞬間です。しかし、プロポーズする側の男性たちには、人には言えない悩みや不安があるようです。それを乗り越えて彼がプロポーズしてくれたら、多少その内容に不満があったとしても、笑顔で応えてあげてましょう。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年03月01日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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