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笑顔が素敵なだけで給料アップ!? 13の「ユニークな社員表彰制度」とは?

日々がんばっている仕事に対して、モチベーションの上がる制度があれば、より前向きに仕事ができますよね。今回は、医療IT企業のエストコーポレーション(東京都千代田区)に注目し、ユニークな社内表彰制度を紹介します。

日ごろの行いのよさと運で決まる、月1開催の社員いいとこ総選挙

エストコーポレーションでは創業1年目より、社員のモチベーションを上げるための社内制度のひとつとして、社員の“人間力”を評価する13項目にわたる表彰制度を設け、月に一度朝礼後に表彰式を行っています。

ビジネスにおいてヒューマンスキル=人間力は大事ですが、業務成績とちがって数値化しにくいものですよね。そこで、社員誰もが実務以外のさまざまな面でも輝く仕組み作りとして、創業初年度、社員数5名の時代からユニークな表彰制度を導入しているそうです。

社員の“人間力”を評価する13の「ユニーク表彰制度」

ユニーク表彰制度は下記13項目(2015年2月現在)。賞の数、内容は社員数に合わせて定期的にリニューアルされます。

・「あんたが大賞」(1名):全社員が一堂に代表とじゃんけんをして勝った人に贈られる賞。

・「新人賞」(1名):新卒・中途入社1年目の社員対象。笑顔でまわりを明るくでき、成長意欲も高くまわりへの配慮も忘れないスーパー新人に贈られる賞。

・「頼られやすいで賞」(2名):事業部の垣根を超えて、どんなことでも頼りになる! 何でも聞けてしまう! 思わず頼りにしてしまう人に贈られる賞。

・「急成長しているで賞」(2名):上司の仕事をどんどん吸収して自分の担当する仕事を増やし、知識もスキルも向上している人に贈られる賞。

・「笑顔が太陽で賞」(2名):常に元気で明るく会社やチームの皆を活気づかせ、まわりを巻き込んで明るい場作りができている人に贈られる賞。

・「おもてなし賞」(1名):お客様はもちろん、社員やまわりの人を大切にし、相手がどう思うか、どうしたら喜んでもらえるかといった“おもてなし”を常に考え行動している人に贈られる賞。

・「褒め大臣賞」(1名):まわりの人を褒めて社員の成長を助長できる人、人のいいところを常に見ていて、それを本人に伝えることができる人に贈られる賞。

・「どこまでもポジティブ賞」(1名):何事も前向きに考え、ネガティブな意見もポジティブに変えてしまう人に贈られる賞。

・「チャレンジ精神ピカイチ賞」(1名):自分が今までやったことがないことにチャレンジし、何事にも主体的に行動できている人に贈られる賞。

・「レスがスピードスターで賞」(1名):レスポンスを必ずし、そして誰よりも早い! 人に贈られる賞。

・「サンクス賞」(1名):その月でもっとも「ありがとう」を言いたい人にひと言メッセージを送るフォームにて一番メッセージをもらった人に贈られる賞。

・「MVP賞」(各1名):各事業部内で今月もっともがんばっていた人に贈られる賞。

・「運も実力で賞」(2名):黒ひげ危機一発ゲームで見事射ることができた強運の持ち主に贈られる賞。

ただ表彰されるだけじゃない! サイコロの目で報奨金が決まる

上記の賞は毎月2回、社内の専用Webシステムにて全社員が投票した結果を反映して受賞者が決定。一般社員約40名の中から選ばれた受賞者は、月に1回朝礼後に行われる表彰式にて代表より表彰状が手渡しされるそう。

そして、さらにユニークなのが、サイコロの目で報奨金が決まるということ。直径35センチ角の特大サイコロを振り、出た目×3,000円が給与に加算されます。つまり、“6”の目が出ることで最高1万8,000円プラスされることに!

なんと働きぶりに加えて運に左右されるこの制度ですが、効果はバツグンなんだとか。社員が受賞に向かって人間力を磨くことができたり、投票にあたって事業部外の社員のよさを知ろうとランチや飲み会などの交流が増えたり、さらに2010年度より毎年平均約200%の売上成長を実現していたりと、業績も上がっているんだとか。

社員のモチベーションも業績も上がるような制度があれば、さまざまな壁にぶつかっても前向きに乗り越えていけそうですね。

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2015年02月27日に公開されたものです

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